2012/13シーズン(2012年第36週/9月~2013年第35週/8月)は当初よりAH3亜型が主に検出され、2012年第47週以降増加し始めた。年末年始に一旦減少したが、2013年第2週から再増加している(図1)。
2012年第36週~2013年第5週の累積では(図2)、AH1pdm09が16都道府県か39件、AH3亜型が45都道府県から1,276件(速報参照:横浜市)、B型はビクトリア系統株が11府県から37件(速報参照:長野県)、山形系統株が11府県から37件(速報参照:広島県)、系統不明株が11都府県から20件報告されている。
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2012年第52週(12/24-30)~2013年第4週(1/21-27) (2013年1月31日現在報告数)
2012年第52週~2013年第4週の5週間では(図3)、AH1pdm09が9府県から19件(山形県6件、兵庫県3件、神奈川県、三重県、高知県各2件、茨城県、新潟県、大阪府、島根県各1件)、AH3亜型が36都道府県から738件(神奈川県155件、兵庫県64件、茨城県55件、山形県39件、山口県29件、和歌山県27件、三重県25件、大分県24件、東京都、長崎県各23件、北海道、長野県各22件など)、B型はビクトリア系統株が8府県から15件(長野県、大阪府、兵庫県各3件、静岡県2件、茨城県、和歌山県、島根県、福岡県各1件)、山形系統株が10府県から25件(三重県6件、兵庫県5件、広島県4件、福井県、和歌山県、島根県各2件、秋田県、神奈川県、長野県、大阪府各1件)、系統不明株が6県から10件(神奈川県、福井県各3件、奈良県、和歌山県、高知県、佐賀県各1件)報告されている。
このうち、輸入例からの検出報告はなかった。
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<参考図> 週別インフルエンザ患者報告数とインフルエンザウイルス分離・検出報告数の推移、2008年第36週~2011年第41週 |
インフルエンザウイルス分離・検出状況 2011年第36週(9/5-11)~2012年第25週(6/18-24) (2012年7月19日現在報告数) |
インフルエンザウイルス分離・検出状況 2010年第36週(9/6-12)~2011年第19週(5/9-15) (2011年9月6日現在報告数) |
インフルエンザウイルス分離・検出状況 2009年第19週(5/4-10)~2010年第19週(5/10-16) (2010年5月13日現在報告数) |