国立感染症研究所

国立感染症研究所 バイオリスク管理委員会
2020年1月30日

 

以下のような所内ルールが取り決められましたのでお知らせします。 所内のバイオリスク管理委員会で議論した結果、当該ウイルスの所内での取り扱いについて以下の2点が決定された。

  1. 新型コロナウイルス2019-nCoVの病原体の取り扱いは、BSL3/ABSL3取り扱いとする。
  2. 新型コロナウイルス2019-nCoV感染疑い患者由来の臨床検体はBSL2取り扱いとする。

なお、本ウイルスは、病原性や伝搬性等で知見が蓄積中であり、本取り決めは暫定的な取り決めとする。また、新規ウイルスで知見が蓄積していないことを考慮し、曝露リスクを低減する追加対応をする。

 

2020年2月21日追記

 

暫定的な名称としていた 2019 novel coronavirus(2019-nCoV)は

severe acute respiratory syndrome coronavirus 2 (SARS-CoV-2) となりました。

 

学友会では、国立予防衛生研究所時代から、感染症に関する複数の書籍を出版してきました。教科書・参考書として、多くの研究者や学生に長く読み継がれてきましたが、なかには残念ながら絶版扱いになっており、現在では入手困難な書籍もあります。いずれも資料的価値が高いことから、これらを電子化して一般公開できないかとの要望が、以前より学友会の内外から寄せられていました。
 そこで丸善出版株式会社の同意を得て、2015年3月より以下の書籍の無料公開を始めました。ぜひご活用ください。

*当書籍の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為はご遠慮ください。

©Kokuritsukansensyoukenkyujyo-gakuyukai 1964

  • ウイルス実験学 総論
    組織培養法、ウイルス定量法、抗体測定法、不活化方法など、ウイルスの取り扱いに必要な基本的手法が解説されている。
  • ウイルス実験学 各論
    各種DNAウイルス、RNAウイルス、リケッチア、クラミジアについて、病原体の性質、分離・培養法、同定法、精製法などが解説されている。
  • 日本のワクチン
    日本で使われている各種ワクチンについて、対象となる疾病の概要とともに、使用法、製造法、試験法などが紹介されている。またワクチンのための免疫学概論も解説されている。
  • ワクチンハンドブック(日本語版)
    「日本のワクチン」を全面改訂。多くの図版を取り入れ、基礎知識のない読者にも理解されるよう配慮がなされた一方、ワクチン開発の歴史・将来像も解説されている。
  • Vaccine Handbook(英語版)
    「ワクチンハンドブック」(日本語版)の英訳。

 

 

生物学的製剤基準 icon-pdf

(平成16年3月30日 厚生労働省告示 第155号,最終改正:令和4年12月28日 厚生労働省告示 第377号)

 

このPDFファイルは、厚生労働省告示に基づき国立感染症研究所品質保証・管理部第2室で作成したものです。内容には正確を期しておりますが、このファイルの利用に伴って発生した問題については、一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。法的に有効な文書が必要な場合は、官報に掲載された告示をご参照ください。

 

英語版はこちら arrow English

 

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品質保証・管理部第2室

 

  

病原体等安全管理規程(改訂第三版)

 

第三版発行にあたって
平成19年6月29日

国立感染研究所では、従来、バイオセーフティの考えに基づく病原体等安全管理規程を策定し、所内における病原体や毒素の非意図的暴露或いは漏出事故の防止に努めてきました。一方、最近の海外における感染症発生状況、保健医療環境の変化を踏まえ、また、生物テロによる感染症発生及びまん延を防止する対策も考慮し、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」の一部改正が行われ、さる平成19年6月1日より施行されました。この情勢の変化を踏まえ、今般、病原体等安全管理規程を全面改正し、バイオセキュリティ、即ち、病原体等の紛失、盗難、不正流用、意図的放出を防ぐための枠組みを新たに構築することとしました。

 

 

改 訂
令和2年10月1日

 今般、(1)組織改編に伴い一部の文言を修正するとともに、
(2)「ポリオウイルス取扱い施設運営委員会」について追記しました。

 


バイオリスク管理委員会 (旧バイオセーフティ委員会)

※現在、弊所病原体等安全管理規程の別冊1 「病原体等のBSL分類等」は、全体版の公開はしておりません。感染研で定めている病原体等のBSL分類は、主にヒトを対象に病原性等を評価し、感染研の実験室で取扱う際のレベルを決定したものです。よって他の機関や専門学会等で定めるBSL分類と異なる病原体もあります。各研究機関等において病原体等安全管理規程を作成される際には、各機関の病原体取扱いに関わる委員会等でその病原性や伝播性等、および各施設の実験室の状況などを評価し、決定してください。

感染研内におけるヒト免疫不全ウイルス-1,-2のBSL取扱いレベルの見直しについて


 今般、国立感染症研究所内でのHIV-1,HIV-2のBSL取り扱いレベルについて協議した結果、令和元年10月1日より、下記の条件下でBSL2施設での取扱いとする。


 感染研内におけるHIV-1,2のBSL取扱いレベルの一部見直しについて

 なお、HIVの大量培養や濃縮などの実験条件での曝露後感染リスクについての知見は十分でないため取り扱いの変更は行わずBSL3での取り扱いとし、取り扱いについては別途定めるHIV取扱いマニュアルに基づくこととする。


 ヒト免疫不全ウイルス(HIV)の取り扱いに関するマニュアル

2019年10月1日
バイオリスク管理委員会

Copyright 1998 National Institute of Infectious Diseases, Japan

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