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国立感染症研究所において、空港検疫により確認された新型コロナウイルス感染症の患者等の検体を用いてウイルス分離試験を実施したところ、英国から報告された感染性の増加が懸念されるSARS-CoV-2新規変異株VOC-202012/01のウイルス分離に成功しました(写真:電子顕微鏡観察により確認されたウイルス粒子)。国立感染症研究所では、分離したウイルスを用いて、SARS-CoV-2変異株VOC-202012/01の性状・病原性の解析およびウイルス検査法・抗ウイルス薬・ワクチンの研究開発を進めていきます。また、分離した変異株は、新型コロナウイルス対策に役立てるため国内外の研究機関等に広く配布する予定です。

*画像をクリックすると、解像度の高い画像(上 1156x1218 px, 下 2206x1791 px)をダウンロー ドできます。

SARS CoV2 20210108 1

 

SARS CoV2 20210108 2

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