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In vivo virulence of MHC-adapted AIDS virus serially-passaged through MHC-mismatched hosts.

Seki S, Nomura T, Nishizawa M, Yamamoto H, Ishii H, Matsuoka S, Shiino T, Sato H, Mizuta K, Sakawaki H, Miura T, Naruse TK, Kimura A, Matano T

PLoS Pathog., 13(9):e1006638, 2017

 Hvirology 2017 4IV感染抑制にはCTL反応が中心的役割を担っている。HIV持続感染において、ゲノムにCTL逃避変異を有するウイルスの選択が頻繁に認められ、場合によってはこの逃避変異がウイルス増殖能の低下に結びつくことも知られている。MHC-I遺伝子型を共有しない宿主間のHIV伝播では、ウイルスは伝播前に獲得した逃避変異からの復帰変異と新たなCTL逃避変異を生じうる。本研究では、SIV感染サルエイズモデルの血漿をMHC-I遺伝子型の異なる個体に接種する伝播実験を繰り返した。


 その結果、ウイルスゲノムにMHC-I関連変異が蓄積し、そのようなSIVはin vitro複製能が野生型SIVよりも低下していた一方で、in vivoでは高い病原性を示した。本研究は、HIVのMHC-Iへの適応変化がin vivoでの高病原化につながる可能性を示唆するものである。

virology 2017 6

Copyright 1998 National Institute of Infectious Diseases, Japan