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令和元年台風19号の発生を受け、被災地の避難所管理者や被災された方、及びボランティア活動等現地に支援に入られる方に向けて、感染症対策について、地域の感染症発生状況と共に以下にまとめました。

 

基本的な注意

 

人から人に感染する感染症の中には、適切な手洗いと咳エチケット(咳やくしゃみの際はティッシュや二の腕で口と鼻を覆うhttps://www.niid.go.jp/niid/images/idsc/disasters/coughetiquette20160424.pdf)などの標準予防策で予防が可能な疾患があります。

避難所など、人が密集する環境では、特に食事、調理の前やトイレの後の手洗い、咳エチケットを行うよう心掛けてください。

被災地でボランティアを計画されている皆様の感染症予防については、こちらのページを参照してください(https://www.niid.go.jp/niid/ja/disaster/r1-typhoon19/2478-idsc/9158-r1-typhoon19-2.html。また、ワクチンで予防可能な疾患については、ボランティアに参加する前の予防を心がけてください。

なお、全国の感染症発生状況についてはIDWR(https://www.niid.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2019.html)を、地域の感染症発生状況については各自治体の感染症情報センターのホームページを参照してください。

 

避難所で特別な注意を要する感染症とその流行状況

近畿以北では9月30~10月6日の間に、神奈川県(3人)、北海道(2人)、東京都(1人)、埼玉県(1人)、長野県(1人)で症例が報告されました(https://www.niid.go.jp/niid/ja/rubella-m-111/700-idsc/2131-rubella-doko.html)。

 

その他の注意を要する感染症

(文責)国立感染症研究所感染症疫学センター

 

 

 


令和元年(2019年)台風第19号関連の情報はこちらから

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