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鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスによる感染事例に関するリスクアセスメントと対応

平成25年5月21日現在
国立感染症研究所

 

背景

 以下のリスクアセスメントは、現時点で得られている情報に基づいており、新たな情報により内容を更新していかなければならない。事態が流動的であるため当面は1〜2週間おきに定期的にリスクアセスメントを更新していく予定である。

 

疫学的所見

ウイルス学的所見

[補足] 鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスにおける複数のアミノ酸の特徴

H7N9-table130521

左の表は、中国で2013年2~4月にかけて検出された新種の鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルスのウイルスタンパク質におけるアミノ酸の特徴である。全長ゲノム配列が同定されたヒト由来の15株とトリ・環境由来の7株について、PB1, PB2, HA, NA,M1, M2, NS1 の7種類のタンパク質で判明している宿主適合性・受容体結合性・病原性・抗ウイルス剤感受性に関わるアミノ酸変異を示した。表中のアミノ酸は一文字表記、特に注目すべき変異については太字で記すとともに赤線で囲い、表下部にその置換パターンを明記した。提供:国立感染症研究所インフルエンザウイルス研究センター (図をクリックするとPDFファイルがダウンロードできます)

 

日本国内の対応 

 

リスクアセスメントと今後の対応 

 

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