(IDWR 2005年第6号) 中国南部の広東省を起源とした重症な非定型性肺炎の世界的規模の集団発生が、2003年に重症急性呼吸器症候群(SARS: severe acut...
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掲載日:2021年6月11日
第38回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(令和3年6月9日、厚生労働省)の報告による、我が国における新型コロナウイルス感染症の状況等についてお知らせいたします(第38回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード 資料1)。
全国の新規感染者数は、報告日別では、減少が続いており、直近の1週間では10万人あたり約13人となっている。感染拡大が見られていた地域では概ね減少傾向となっている。しかし人流の増加が見られ減少速度が鈍化する地域もあり、今後リバウンドの可能性も考えられる。
新規感染者数の減少に伴い、重症者数は減少に転じ、死亡者数も減少の動きが見られる。
国立感染症研究所
(掲載日:2021年6月8日)
2021年2月14日にファイザー製の新型コロナワクチンが製造販売承認され、2月17日から医療従事者等に、4月12日から高齢者等に予防接種法に基づく臨時接種が始まりました(図1)。5月21日には、モデルナ製及びアストラゼネカ製の新型コロナワクチンが製造販売承認され、モデルナ製のワクチンは5月24日から東京と大阪の自衛隊大規模接種センターで、高齢者等を対象に臨時接種が行われています。 接種回数は医療従事者等:8,254,680回(6月4日現在)、高齢者等:9,000,000回(6月6日現在)であることが首相官邸ホームページ(https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/vaccine.html)に紹介されています。医療従事者等ならびに高齢者等の被接種者数を厚生労働省、首相官邸ホームページから引用して作図しました(図1)。
現在、国内外では変異株の感染拡大が継続していますが、ワクチン接種率の増加に伴い、新型コロナウイルス感染症( 以下、COVID-19 ) の発生動向に変化が見られ始めている国もあります。そこで、第 3 報として、新型コロナワクチンに関する最近のトピックスについて概要をまとめました。
新型コロナワクチンについて(2021年6月6日現在)
※6月16日 表2の一部(赤字部分)を修正しました