国立感染症研究所

SARS、MERS、COVID-19を含むコロナウイルス感染症に関する記事がWebサイト全体から集められて表示されます。

 

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新型コロナウイルスオミクロン株流行期における宿泊療養者の唾液検体のゲノム量およびウイルス分離率の解析

(IASR Vol. 43 p265-267: 2022年11月号)
 
はじめに

 富山県では2022年1月より, 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と診断され, 宿泊療養施設で療養中の者に対して, 発症後5~6日目に陰性化確認を目的としたreal-time RT-PCR検査を行ってきた。今回, 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)オミクロン株流行期のCOVID-19臨床唾液検体において, 発症後5~6日目の検体中のウイルスゲノム量を測定し, 陽性率および検体のthreshold cycle(Ct値)別の割合を算出した。また, 培養細胞を用いてウイルス分離を行い, PCR陽性の唾液検体中の感染性ウイルスの量について検証した。

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新型コロナウイルス感染症の変異株流行期別二次感染率の推移

(IASR Vol. 43 p267-269: 2022年11月号)
 
はじめに

 本解析の目的は, 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者に対して実施された積極的疫学調査情報を集約し, 変異株の感染性や, 感染者や濃厚接触者の特徴を明らかにすることである。これまでに非変異株流行期, アルファ株流行期, デルタ株流行期に実施した調査結果をIASRに報告1-3)してきたが, 今回オミクロン株流行期の情報を新たに集約し, 変異株流行期別, 感染者と濃厚接触者基本属性別の二次感染リスクを検討した。

Copyright 1998 National Institute of Infectious Diseases, Japan

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