国立感染症研究所

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アジアリーグアイスホッケー競技大会における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)事例

(速報掲載日 2022/5/24) (IASR Vol. 43 p143-145: 2022年6月号)
 

 北海道釧路市で2022年1月15日、16日にアジアリーグアイスホッケーの試合(以下、試合)が開催され、対戦した両チームの選手・関係者の他、大会関係者や観客で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の集団発生を認めた。本事例で得られたアイスホッケー競技大会のCOVID-19対策に資する知見や課題を報告する。

掲載日:2022年5月20日

第84回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(令和4年5月19日、厚生労働省)の報告による、我が国における新型コロナウイルス感染症の状況等についてお知らせいたします(第84回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード 資料1)。

英語版

感染状況について

全国の新規感染者数(報告日別)は、直近の1週間では10万人あたり約203人で、今週先週比は1.07となっているが、この数日における直近1週間の移動平均は減少傾向にあり、減少傾向が継続していたGW前の水準よりも低くなっている。GWによる数値への影響もあるため、今後の動きに注視が必要。

年代別の新規感染者数は、全ての年代で微増又は増加しており、特に20代で顕著な増加が見られる(5月第2週と第1週の比較)。

全国の新規感染者数が増加に転じていることに伴い、療養者数は増加傾向。一方、重症者数は減少が続き、死亡者数は横ばい。

実効再生産数:
全国的には、直近(5/1)で0.97と1を下回る水準となっており、首都圏では0.94、関西圏では0.97となっている。

Copyright 1998 National Institute of Infectious Diseases, Japan

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