国立感染症研究所

新型コロナウイルス感染症(COVID-19) 関連情報ページ

積極的疫学調査実施要領における濃厚接触者の定義変更等に関するQ&A(2020年4月22日)

 
国立感染症研究所感染症疫学センター
2020年4月27日掲載
 PDF版
 

新型コロナウイルス感染症患者に対する積極的疫学調査実施要領(国立感染症研究所感染症疫学センター:令和2年4月20日版)の公開に伴い質問が多数寄せられておりますので、内容を以下のように分類し、それぞれ回答したいと思います。

IASR-logo

COVID-19感染症検査陰性検体の病原体検索 -福岡県-

(速報掲載日 2020/4/24) (IASR Vol. 41 p84-85: 2020年5月号)

2020年に中国武漢市を中心に広がった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、わが国で1月16日より疑似症サーベイランスの枠組みで探知されることとなり、同年1月28日に指定感染症に指定された。これを受け、当所でも検査を実施している。検体の多くは、発熱等の症状を示した患者からの検体が多いにもかかわらず、3月4日までに搬入された81名(119検体)の検査結果はすべて陰性であった。本報告では、これら陰性検体について原因を調べるため、以前当所で開発した呼吸器マルチプレックスPCR検査により、病原体の検索を行ったので報告する。

IASR-logo

札幌市内中核病院における医療従事者新型コロナウイルス感染症例の感染状況

(速報掲載日 2020/4/22) (IASR Vol. 41 p82-84: 2020年5月号)

2019年12月に中国で初めて確認された新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は1)、国内では1月14日に、札幌市では2月14日に初めて患者が確認された2)。札幌市内では、その後散発的に患者発生が続き、3月1日時点で16人の患者が確認されていた3,4)。同月、札幌市内の中核病院の外来を受診したCOVID-19患者(以後、患者)から医療従事者への感染例が報告された。患者は3月3日倦怠感で内科外来を受診した60代男性で、発熱や咳嗽は認められなかった。倦怠感が強かったため、内科外来ベッドで横になりながら、看護師と医師による問診、診察、咽頭インフルエンザ迅速検査、採血、点滴、CT検査を受けた。途中、検査結果や画像所見から、COVID-19を含む呼吸器感染症が疑われた。患者は外来の感染症患者用ベッドに移され、そこで改めてCOVID-19検査の為の咽頭ぬぐい液が採取された。札幌市衛生研究所で実施されたRT-PCRでSARS-CoV-2の検出が確認された。一連の外来処置で、同院の医師1人、看護師6人、受付1人の計8人の医療従事者が同患者と接触していた。うち看護師Aは3月7日に発症し、採取された咽頭ぬぐい液からSARS-CoV-2が検出された。残り7人は3月11日時点で検査陰性であり、以降の観察期間中に疑わしい症状を認めることはなかった。COVID-19患者と接触した職員の感染リスクを評価するため、接触した医療従事者の曝露、および接触した医療従事者の個人防護具使用の状況を確認することとした。

   
 
IASR-logo

中国武漢市からのチャーター便帰国者について:新型コロナウイルスの検査結果と転帰(第四報:第4、5便について)および第1~5便帰国者のまとめ(2020年3月25日現在)

(速報掲載日 2020/4/10) (IASR Vol. 41 p80-82: 2020年5月号)

本稿では、中国武漢市からのチャーター便〔第1~3便(患者1~13)〕帰国者についての続報として、第4、5便の帰国者および第1~5便のまとめについて情報還元する。

IASR-logo

中国武漢市からのチャーター便帰国者について:新型コロナウイルスの検査結果と転帰(第一報:第1便について)(2020年2月14日現在)

(速報掲載日 2020/4/7) (IASR Vol. 41 p76-77: 2020年5月号)

2020年1月3日に、中国湖北省武漢市において原因不明の重症肺炎の集積が報告され、その後、新型のコロナウイルスによることが判明した。1月14日に、神奈川県内の医療機関から管轄の保健所に対して、武漢市に滞在歴がある肺炎の患者が報告され、わが国における新型コロナウイルス感染症の1例目が1月15日に確認された。2月1日、新型コロナウイルス感染症は感染症法において指定感染症に指定された。

IASR-logo

中国武漢市からのチャーター便帰国者について:新型コロナウイルスの検査結果と転帰(第二報:第2便について)(2020年2月22日現在)

(速報掲載日 2020/4/7) (IASR Vol. 41 p78-79: 2020年5月号)

本稿では、「中国武漢市からのチャーター便〔第1便(患者1~5)〕帰国者について:新型コロナウイルスの検査結果と転帰(第一報:第1便について)」の続報として、第2便の帰国者について情報還元する。

IASR-logo

中国武漢市からのチャーター便帰国者について:新型コロナウイルスの検査結果と転帰(第三報:第3便について)および第1~3便帰国者のまとめ(2020年2月27日現在)

(速報掲載日 2020/4/7) (IASR Vol. 41 p79-80: 2020年5月号)

本稿では、中国武漢市からのチャーター便〔第1便および第2便(患者1~10)〕帰国者についての続報として、第3便の帰国者および第1~3便のまとめについて情報還元する。


感染症発生動向調査及び積極的疫学調査により報告された新型コロナウイルス感染症確定症例516例の記述疫学(2020年3月23日現在)

国立感染症研究所
(掲載日 2020/4/6)
(一部訂正 2020/6/8)
 

2020年2月1日より、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は感染症法第6条第8項の指定感染症に定められ、診断した医師は直ちに管轄の保健所に届け出ることが義務づけられた(感染症発生動向調査)。また、感染症法第15条に規定する積極的疫学調査を行うことが可能となった。

本稿では、感染症発生動向調査及び積極的疫学調査により、探知された確定例について、感染症発生動向調査に届け出られた情報及び厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策本部が関係自治体等から毎日収集し、更新した情報(3月23日現在)をもとに記述する。前回3月9日現在の報告(https://www.niid.go.jp/niid/ja/covid-19/9489-covid19-14-200323.html)を行っており、今回は3回目の報告となる。これらの情報収集は現在も進行中であるため、今後、修正、もしくは更新がなされる可能性がある。また、一部は未届出の段階の、あるいは感染症発生動向調査としての届出作業が終了していない症例が少なくないことから、本データで紹介する患者数は、厚生労働省が公表しているそれとは現時点で異なっている。今後、徐々に乖離は解消されていくと思われるが、注意されたい。

Copyright 1998 National Institute of Infectious Diseases, Japan

Top Desktop version