国立感染症研究所

新型コロナウイルス感染症(COVID-19) 関連情報ページ

 新型コロナウイルス感染症に対する感染管理(2020年10月2日改訂版)

別添  表. 状況、職種、活動種類に応じた COVID-19 流行時における PPE の使用例

 

【更新履歴】

2020年6月2日

 新型コロナウイルス感染症に対する感染管理(2020年6月2日改訂版)

2020年5月20日

 新型コロナウイルス感染症に対する感染管理(2020年5月20日改訂版)

別添  表. 状況、職種、活動種類に応じた COVID-19 流行時における PPE の使用例(2020年4月27日版)

2020年4月27日

 新型コロナウイルス感染症に対する感染管理(2020年4月27日改訂版:5月1日一部修正)

(2020年5月1日) 下記の箇所を訂正しました

  本文:プロパノール、イソプロパノール → 2-プロパノール
  表:病室、外来診察室での医療従事者 → 病室、外来診察室での医療従事者 (COVID-19患者及び疑い患者を診察する場合)
2020年4月7日  新型コロナウイルス感染症に対する感染管理(2020年4月7日改訂版)
2020年3月19日  新型コロナウイルス感染症に対する感染管理(2020年3月19日改訂版)
  • 「1)上気道の検体採取を実施する場合(鼻咽頭ぬぐい液採取等)」と「4 関係者が感染者であった際の対応について」を追加しました。
2020年3月5日  新型コロナウイルス感染症に対する感染管理(2020年3月5日改訂版)

 

 

第9回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(令和2年9月24日、厚生労働省)の報告による、我が国における新型コロナウイルス感染症の状況等についてお知らせいたします(第9回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード資料3)。

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直近の感染状況等

〇新規感染者数の動向

  • 全国の発症時点で見た感染状況は、7月末をピークに減少に転じたが、その傾向に鈍化が見られる。8月最終週以降、東京、大阪、愛知の実効再生産数は、1をはさんで前後しており、全国的にも直近で1に近い水準となっている。
  • 接待を伴う飲食店などハイリスクの場における積極的な対応や都道府県による自粛要請へ の協力、市民の行動変容の影響などもあってか、新規感染者数は全国的に減少していたが、上昇に転じる動きも見られ、その動向に留意が必要。 
    ・人口10万人当たりの1週間の累積感染者数(9/9~15、9/16~22)全国( (2.96人(3,731人↑)、2.61人(3,287人↓))、東京都 (9.02人(1,255人↑)、8.05人(1,120人↓))、愛知県 (2.79人(211人↑)、2.52人(190人↓))、大阪府 (6.37人(561人↑)、5.04人(444人↓))、福岡県 (2.27人(116人↓)、0.92人(47人↓))
    ・感染経路が特定できない症例の割合(9/12~18) 全国 48.4%(前週差0.5%↓)、東京都 50.5%(3.5%↓)

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新型コロナウイルス感染症患者からのウイルス分離状況―感染性の評価

(IASR Vol. 41 p171-172: 2020年9月号)

広島市では2020年3月に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の1例目の患者が確認され, 以降5月3日までに再陽性1例を含め, 計84例の患者が発生した。

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沖縄県における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の家庭内感染

(IASR Vol. 41 p173-174: 2020年9月号)

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)アウトブレイクの8割が家庭内感染との報告があり1), 同居家族の感染防止が重要であるとされている。沖縄県では2020年2月14日にCOVID-19患者が初めて確認され, 5月31日までに米軍関係者や県外診断例を除き, 142人の患者が確認された。今後の家庭内二次感染の発生防止の一助とするため, 本県における5月31日までのCOVID-19の家庭内感染事例についてまとめた。

第8回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの報告による、2020年9月9日時点での我が国における新型コロナウイルス感染症の状況等についてお知らせいたします。

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直近の感染状況等(2020年9月9日現在)

〇 新規感染者数の動向

  • 全国の発症時点で見た感染状況は、7月末がピークになっているように見え、東京、大阪、愛知、福岡、沖縄などの実効再生産数は、足下(8月22日時点)で1を下回っている。
  • 接待を伴う飲食店などハイリスクの場における積極的な対応や都道府県による自粛要請への協力、市民の行動変容の影響などもあってか、新規感染者数は全国的に減少しているが、感染者数の動向は地域差がある。
    ・人口10万人当たりの1週間の累積感染者数(9/1~9/7)全国 3.00人(3,785人↓)、東京都 7.41人(1,032人↓)、愛知県 2.45人(185人↓)、大阪府 6.24人(550人↓)、福岡県 4.29人(219人↓)、沖縄県 6.95人(101人↓) 
    ・感染経路が特定できない症例の割合(8/22~8/28) 全国 50.8%(前週差0.1%↓)、東京都 59.5%(2.4%↓)

第7回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの報告による、2020年9月1日時点での我が国における新型コロナウイルス感染症の状況についてお知らせいたします。

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直近の感染状況等(2020年9月1日現在)

〇 新規感染者数の動向

  • 全国の発症時点で見た感染状況は、7月末がピークになっているように見え、主要都市の実効再生産数は、足元で1を下回っている。
  • 接待を伴う飲食店などハイリスクの場における積極的な対応や都道府県による自粛要請への協力、市民の行動変容の影響などもあってか、新規感染者数は全国的にやや減少に転じたが、感染者数の動向は地域差がある。

・人口10万人当たりの1週間の累積感染者数(8/25~8/31) 

 全国 4.13人(5,209人↓)、東京都 9.98人(1,389人↓)、愛知県 4.05人(306人↓)、大阪府 7.36人(648人↓)、福岡県 8.41人(429人↓)、沖縄県 15.97人(232人↓)

・感染経路が特定できない症例の割合(8/22~8/28) 全国 50.8%(前週差0.1%↓)、東京都 59.5%(2.4%↓)


NESIDに届出された20歳未満の新型コロナウイルス感染症例のまとめ(2020年2月1日~5月28日)

国立感染症研究所 感染症疫学センター
国立感染症研究所 実地疫学専門家養成コース
(掲載日 2020/9/16)
  

本邦において、severe acute respiratory syndrome coronavirus 2(以下SARS-CoV-2)感染による新型コロナウイルス感染症(以下COVID-19)は2020年2月1日に指定感染症に定められた。これにより、医師による迅速な感染症発生動向調査(NESID)への届出、感染者に対する入院措置や公費による適切な医療の提供、感染者発生時の積極的疫学調査(接触者調査)の実施による感染者の把握が開始された。その後、5月13日に届出票の様式改訂が行われ、5月29日に新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理支援システムHealth Center Real-time information-sharing System on COVID-19(以下HER-SYS)が導入された。本稿は2020年2月1日~5月28日の間にNESIDに届出されたCOVID-19のうち、自治体により確認済となった20歳未満例(患者、無症状病原体保有者の両者を含む)についてまとめた(2020年7月21日データ抽出、その時点で確認済であった例)。この調査期間にNESIDに届出がなされ、7月21日時点で確認済であった全COVID-19症例(患者、無症状病原体保有者、感染症死亡者の死体)は16,765例であった。


ダイヤモンドプリンセス号環境検査に関する報告

2020年8月30日
(掲載日 2020年9月14日)
 

要旨

2020年2月に3711人の乗員乗客を乗せたダイヤモンドプリンセス号内で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の集団発生が発生し、合計712人の患者が確認された。患者周囲の環境汚染の程度を確認し、感染伝播について推測するため、船内の環境調査を実施した。

船内の共有部分97か所と乗員乗客の49部屋490か所について、環境表面をスワブで拭い、検体を採取し、国立感染症研究所でrRT-PCRにてSARS-CoV-2 RNAを検出した。乗員乗客の部屋は、患者が使用していた33部屋、患者が使用していた16部屋から各10か所(ライトスウィッチ、ドアノブ、トイレボタン、トイレ便座、浴室内トイレ床、椅子手すり、TVリモコン、電話機、机、枕)の計490か所に加え、空気検体を7部屋14か所から採取した。RNAが検出された検体については、一度凍結したのち、ウイルス分離を試みた。更にSARS-CoV-2 RNAが検出された7部屋の環境18か所について、検体を再度採取したのち、凍結させずにウイルス分離を試みた。

合計601か所(共有部分97か所、部屋490か所、空気14か所)から検体採取が行われ、58検体でSARS-CoV-2 RNAが検出された。共有部分では廊下排気口1か所のみから、患者の部屋では21部屋(64%)からの57検体(17%)で検出された。有症状患者が使用していた19部屋では10部屋(53%)から28検体(15%)、無症状患者しか使用していなかった13部屋では10部屋(77%)から28検体(21%)で検出され、症状の有無とSARS-CoV-2 RNA検出に有意な差は認められなかった。各部屋での検出頻度は、浴室内トイレ床13か所(39%)、枕11か所(34%)、電話機8か所(24%)、机8か所(24%)、TVリモコン7か所(21%)などであった。退室からRNA検出検体採取までの日数は、最長で17日であった。患者が入っていなかった部屋からは検出されなかった。また、空気検体からはRNA検出を認めなかった。SARS-CoV-2 RNAが検出された58検体全てでSARS-CoV-2は分離されず、再度採取した18検体についてもSARS-CoV-2は分離されなかった。

COVID-19アウトブレイクが起きたダイヤモンドプリンセス号における環境調査から、患者が生活する空間で周囲環境がSARS-CoV-2にどの程度汚染されるかが判明した。患者周囲では、トイレ周辺、机、電話機、TVリモコン等から高頻度にSARS-CoV-2 RNAが検出された。接触伝播の可能性を考慮すると、これらの物品は適切に清掃・消毒・洗濯すべきであると考えられた。また、患者周囲では症状の有無に関わらず環境が汚染されており、日常的な手指衛生が極めて重要であることが再確認された。空気伝播を示唆する証拠は得られなかったが、廊下天井排気口からSARS-CoV-2 RNAが検出されており、特殊な環境でウイルスが遠方まで浮遊する可能性について更なる検討が必要である。

新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの報告による、2020年8月23日時点での我が国における新型コロナウイルス感染症の状況についてお知らせいたします。

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直近の感染状況等(2020年8月23日現在)

〇 新規感染者数の動向

  • 全国の発症時点で見た感染状況は、7月末がピークになっているように見え、主要都市の実効再生産数は、足元で1を下回っている。
  • 都道府県による自粛要請への協力などもあってか、新規感染者数は全国的にやや減少に転じたが、急速に増加した地域もあり、感染者数の動向は地域差がある。

・人口10万人当たりの1週間の累積感染者数(8/16~8/22) 

 全国 5.42人(6,834人)、東京都 11.97人(1,667人)、愛知県 6.37人(481人)、大阪府 11.65人(1,026人)、福岡県 9.74人(497人)、沖縄県 21.20人(308人)

・感染経路が特定できない症例の割合(8/8~8/14) 全国 52%、東京都 63%

 

 

Copyright 1998 National Institute of Infectious Diseases, Japan

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