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腸管出血性大腸菌感染症とは

(IDWR 2002年第6号掲載) 腸管出血性大腸菌(Enterohemorrhagic Escherichia coli ; EHEC)感染症の原因菌は、ベロ毒素(Verotoxin=VT, またはShiga toxin =Stx と呼ばれている)を産生する大腸菌である。EHEC感染症においては、無症状から致死的なものまで様々な臨床症状が知られている。特に、腸管出血性大腸菌感染に引き続いて発症することがある溶血性尿毒症症候群(HUS)は、死亡あるいは腎機能や神経学的障害などの後遺症を残す可能性のある重篤な疾患である。HUSの発生予防につなげるためにも、HUSの実態把握と発生の危険因子を特定することが重要である。

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動物との直接的な接触が原因と考えられる感染

動物との接触後には十分な手洗いを!

 

動物との直接的な接触が原因と考えられる感染事例が、動物展示施設や体験農場などで発生している。また、本症では家族内発生と二次感染が多いことも特徴である。動物との接触後には十分な手洗いを行うなど、注意を払う必要がある.

牧場での「ふれあい体験」が感染源と示唆される腸管出血性大腸菌O157感染事例-青森県

学校で飼育していた羊から腸管出血性大腸菌O157の感染が疑われた事例-新潟県

搾乳体験で腸管出血性大腸菌O157による感染が疑われた事例-横浜市

飼育牛が感染源と特定された小学校における腸管出血性大腸菌O121集団感染事例-千葉市

 

 

腸管出血性大腸菌感染症【更新情報】
















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