治療薬・ワクチン開発研究センター 第一室
令和7年2月1日
治療薬・ワクチン開発研究センター
(内線2130)
第一室(液性免疫室)では、ワクチンに関する液性免疫学的研究を行っています。
研究テーマ
- 様々な亜型のインフルエンザウイルスを交叉防御する抗体と記憶B細リンパ球の研究
- 免疫原性を改善したH7N9インフルエンザワクチンの研究
- 異なる遺伝子型のノロウイルスを交叉防御する抗体と記憶B細リンパ球の研究
- 全粒子インフルエンザワクチンにより惹起される記憶B細胞活性化経路の解明
- A/H1N1pdmワクチンが誘導するヒト中和抗体のウイルス結合性の解析
- インフルエンザ亜型を鑑別する迅速診断免疫クロマトグラフィーの開発
第一室の構成
共同研究者(所外)
最近の業績
- CD62LはSARS-CoV-2の中和エピトープを認識する記憶B細胞マーカーである(Sci Adv. 2023)
- SARS-CoV-2オミクロン株を中和する記憶B細胞はBNT162b2 mRNAワクチンの2回接種により誘導される(Sci Immunol. 2022)
- 新型コロナウイルスの新規抗体はウイルスの弱点を攻撃することでSARS類縁ウイルスや変異株を幅広く中和する(Immunity. 2021)
- COVID-19回復者での中和抗体が時間と共に成熟することにより、変異株への活性と交差性が向上する(Immunity. 2021)
- ウイルス粒子構造は防御能に優れたIgA抗体応答を誘導する(J Immunol. 2019)
- 隠れたヘマグルチニンエピトープの露出によって、インフルエンザ交差防御抗体の選択が促進される(Nat Commun. 2019)
本ホームページの内容についてのお問合せ先:治療薬・ワクチン開発研究センター
03-5285-1111(代表)より内線2130にご連絡ください
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