国立感染症研究所・感染症情報センターには地方衛生研究所(地研)から「病原体個票」が報告されている。これには感染症発生動向調査の定点およびその他の医療機関、保健所等で採取された検体から検出された病原体の情報が含まれる。
図1.月別麻疹ウイルス分離・検出報告数、2010~2013年
図2.都道府県別麻疹ウイルス分離・検出報告状況、2009~2013年
図3.月別・都道府県別麻疹ウイルス分離・検出報告状況、2012&2013年
図4.月別・都道府県別麻疹ウイルスD8型分離・検出報告状況、2012&2013年 
図5.麻疹ウイルス分離・検出例の年齢分布、2012&2013年
図6.遺伝子型別都道府県別麻疹ウイルス分離・検出報告状況、2012&2013年

2013年

1~3月に千葉県、愛知県、三重県、兵庫県、和歌山県の5県から6件の麻疹ウイルスの分離・検出が報告されている。

D9型:3月1件
・三重県3月1件、渡航歴の無い散発患者から*New

H1型:2月1件
・愛知県2月1件、中国から帰国した翌日に発症した患者から

A型(ワクチンタイプ):1月1件、2月2件、3月1件、計4件
・兵庫県1月1件、麻疹疑い患者、MRワクチン接種10日後に採取された検体から
・千葉県1月1件、麻疹疑い患者、MRワクチン接種11日後に採取された検体から
・和歌山県2月1件、麻疹疑い患者、麻疹ワクチン接種5日後に採取された検体から
・千葉県3月1件、麻疹疑い患者、MRワクチン接種9日後に採取された検体から*New

国立感染症研究所感染症情報センター 病原微生物検出情報事務局

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