2016年12月5日現在
世界のトリでの発生状況(OIE: http://empres-i.fao.org/eipws3g/に基づく):
低病原性鳥インフルエンザA(H5N6)ウイルスは1975年以降、広い地域で検出されていたが、高病原性鳥インフルエンザA(H5N6)ウイルスの家禽での最初の発生は2014年であり、中国から報告された。2016年1月から同年12月2日までの期間に報告されたトリでのアウトブレイクは、4か国から39件である(韓国19件、ベトナム8件、中国7件、日本4件、香港1件)。現在のところ、高病原性鳥インフルエンザA(H5N6)ウイルスはヒトに親和性を持つような変異やタミフル耐性になるような変異は見られず、また、哺乳動物に対して病原性が強くなる性質を持つような変異も見られていない。