国立感染症研究所 感染症疫学センター
平成29年7月7日

本情報は、平成29(2017)年7月に九州北部に上陸した台風第3号の影響により、九州北部を中心に記録的な大雨となり発生した土砂災害や避難に伴い起こり得る感染症について、まとめたものです。災害そのものに起因する感染症及び避難所等の集団生活で発生しうる主な感染症を以下に挙げます。地域や避難所での感染症の発生リスクは時期的にも変わっていくことが考えられるため、今後の状況に応じてより詳細な情報を掲載したいと考えています。

災害そのものに起因する感染症
レジオネラ症
レプトスピラ症
破傷風
避難所等の集団生活で発生しうる感染症
急性胃腸炎/急性下痢
急性呼吸器感染症 (地域の発生動向ではA群溶連菌感染症や手足口病 ↑ )
(麻疹)

 

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