国立感染症研究所

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ハンセン病

(IASR Vol. 39 p15-16: 2018年2月号)

ハンセン病(Hansen’s disease, Leprosy)は抗酸菌の一種であるらい菌(Mycobacterium leprae)による感染症で, 主に皮膚, 末梢神経に病変をおこす。有効な抗ハンセン病薬がなかった時代(1940年代まで)には四肢や顔面などの変形が重度になったこと等で, 患者や家族は偏見や差別を受けてきた。患者および病気に対する誤解や偏見・差別は現在でも完全には解消されたとはいえない。

Copyright 1998 National Institute of Infectious Diseases, Japan

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