インド

詳細: Published: 2012年5月16日

海外との感染症協力体制　(インド）

インド医学研究評議会 (ICMR)

平成28年4月16日 (土)
国立感染症研究所とインドICMRが薬剤耐性菌サーベイランスで共同研究を行うことで合意

インド大使館（東京）平成28年4月16日（土）

※写真左から、チノイ在日インド大使、倉根所長
後ろはナッダ保健・家庭福祉大臣、塩崎厚生労働大臣

国立感染症研究所とインドの医学研究評議会 (Indian Council of Medical Research) は、薬剤耐性に関するサーベイランスについて共同で研究開発を行うことで合意し、2016年4月16日に在東京インド大使公邸にて、塩崎厚生労働大臣とインドのナッダ保健・家庭福祉大臣立会いのもと倉根所長とチノイ在日インド大使が趣意書 (Letter of Intent) に署名した。
感染研は薬剤耐性菌に関する情報をオンラインで収集し解析するサーベイランス「JANIS」を運営しており、現在約1,800の国内の病院のデータを継続的に集計している。インドICMRも、インド国内の大規模医療機関のネットワークで薬剤耐性菌サーベイランスシステムを構築しつつある。今後、感染研とICMRが共同で薬剤耐性菌のゲノム情報を追加したデータベースを構築し、薬剤耐性菌を疫学的・遺伝学的に広くかつ深く把握し、社会における薬剤耐性菌と耐性遺伝子の動態を明らかにすることを目指す。

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http://www.mhlw.go.jp/photo/2016/04/ph0416-01.html