国立感染症研究所

国立感染症研究所村山庁舎外観

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BSL4実験施設のある、国立感染症研究所村山庁舎の外観の写真です。

国立感染症研究所

村山庁舎BLS4実験室内

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村山庁舎にあるBSL4実験施設の実験室内の写真です。

BSL4施設内での装備 Murayama BSL4lab02 thumb

BSL4実験施設内でPPE(防護具)を装備した様子です。

BSL4施設内での作業風景

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村山庁舎にあるBSL4実験施設で作業をしている様子です。

国立感染症研究所ウイルス第三部で、新型コロナウイルスの分離に成功しました。使用した細胞はVeroE6/TMPRSS2細胞​(TMPRSS2というプロテアーゼを発現している)です。臨床検体を接種後、細胞の形状変化を観察し、多核巨細胞の出現を捉えました。

細胞上清中のウイルスゲノムを抽出して、ほぼ全長のウイルスゲノムの配列を確定しました。これは、最初に発表されたウイルスの遺伝子配列と99.9%の相同性がありました。

分離したウイルスを用いて、ウイルス感染機構及び病原性の解析、ウイルス検査法・抗ウイルス薬・ワクチンなどの開発を進める予定です。また、新型コロナウイルス対策に役立てるため、ウイルスと細胞は国内外に広く配布する予定です。

※下のサムネイル画像をクリックすると、大きな画像を取得することができます。

2019-nCoVの電子顕微鏡写真 2019nCoV 200130monos thumb

当研究所で分離された新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真像

粒状の粒子の上にコロナウイルス特有の冠状のスパイクタンパク質が観察できます。

2019-nCoVによる細胞変性像 2019nCoV 200130cellculture thumb

VeroE6/TMPRSS2細胞に出現した新型コロナウイルスによる細胞変性像

画面の中央に多数の核の集積像(多核巨細胞像)が確認できます。

2019-nCoVに感染した細胞の蛍光抗体染色像 2019nCoV 200130fluoro thumb

VeroE6/TMPRSS2細胞に新型コロナウイルスを感染させて、細胞変性後に感染者の血清中の抗ウイルス抗体とウイルスが反応するのを観察したものです。抗体を緑色の蛍光抗体で検出しています。緑色に光る像がウイルスと反応した抗体を、青色に光っているのは細胞核を表します。

 

フタトゲチマダニ(若虫)電顕3D写真 H-longicornis-3m 日本紅斑熱リケッチアや重症熱性血小板減少症候群(SFTS)ウイルスを媒介するマダニ の3D電子顕微鏡写真.写真は、口器の部分を拡大したものです.吸血する ときに、この口器を皮膚に刺入します。(3Dで見るには、専用のめがねが必要です.)
A(H7N9) 電顕像 A/H1Niswl 鳥インフルエンザ A(H7N9)(2013年に中国でヒトに感染したインフルエンザ)の ネガティブ染色による電子顕微鏡写真です。

Copyright 1998 National Institute of Infectious Diseases, Japan

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