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宮城県内で流行しているノロウイルス(NoV)の遺伝子型について

(掲載日 2016/12/02) (IASR Vol. 38 p.17-18: 2017年1月号)

宮城県における感染性胃腸炎の定点医療機関当たりの患者報告数は、2016年第41週を境に急増し、第46週現在30.66人(昨年同期と比較して7倍)となった(図1)。ノロウイルス(NoV)による感染性胃腸炎事例数を過去同時期と比較すると、2014/15シーズンが0事例、2015/16シーズンが5事例の報告に対し、今シーズン(2016/17)は2016年11月21日現在28事例と多く、県内ではNoVによる感染性胃腸炎が流行している。

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