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時間:12:30-13:00
会場:B
対象:一般向け
 
takasaki dengue2015

 講師:高崎 智彦

国立感染症研究所

ウイルス第一部

経歴

1982 年 大阪医科大学卒業
1987 年~米国 UCLA にて HIV 研究に従事
1989 年 大阪医科大学助手(耳鼻咽喉科学)、ユニチカ中央病院耳鼻咽喉科医長 を経て
1991 年 近畿大学医学部細菌学教室講師
1998年~ 国立感染症研究所 ウイルス第一部 室長 現在に至る

 


「デング熱~今後の備えは!~」

 

講演要旨

デング熱は蚊が媒介するウイルス感染症で、デングウイルスは日本脳炎ウイルスと近縁なウイルスである。媒介蚊はネッタイシマカとヒトスジシマカであるが、ヒトスジシマカは広く日本に生息している。デング熱は突然の高熱で発症し、その多くは関節痛、筋肉痛、頭痛を伴う。発疹は約半数で発症からやや遅れて出現する。解熱傾向とともに、出血傾向を呈し重症化することがある。今後のデング熱国内発生に備えて、その対策について詳述する。
 

 

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