時間:14:00-14:30
会場:2階B会場
対象:一般向け
講師:影山 努
国立感染症研究所
インフルエンザウイルス研究センター 第2室長
経歴
2005年に某臨床検査会社から国立感染症研究所ウイルス第3部のインフルエンザ研究室へ、2009年よりインフルエンザウイルス研究センター第2室長。動物インフルエンザの調査やインフルエンザなどの呼吸器感染症の診断法開発などを行っています。
講師:砂川 富正
国立感染症研究所
感染症疫学センター 第2室長
経歴
1991年3月 琉球大学医学部医学科卒業
1998年3月〜 大阪大学医学部付属病院小児科 医員(含む大学院)
1999年5月〜 箕面市立病院小児科 常勤医
2001年8月〜 国立感染症研究所実地疫学専門家養成コース(FETP)研修2013年3月〜 国立感染症研究所感染症疫学センター第1室主任研究官(WHO出向期間含む)
2018年8月現在〜 国立感染症研究所感染症疫学センター第2室長
主に従事する分野: 感染症サーベイランス、ワクチン予防可能疾患・インフルエンザ・食中毒等の疫学分野
「インフルエンザってなあに?」
講演要旨
冬に流行るインフルエンザは身近な感染症ですが、元々は水鳥などに潜む動物のウイルスです。数十年に一度など、人間に感染出来るようにその姿を大きく変えたとき、多くの人が感染するパンデミックの状態になります。また、人間のインフルエンザになった後も、姿を少しずつ変えることから、人の症状やウイルスの性質などの情報について、厳重に監視していくことが必要です。その動向について、分かりやすい解説を試みます。