国立感染症研究所

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ラット咬傷歴が認められない鼠咬症例

(IASR Vol. 38 p.43-44: 2017年2月号)

はじめに

鼠咬症(Rat bite fever)は, 主としてラット(ドブネズミやクマネズミ)に噛まれることに起因する動物由来感染症である。3~10日の潜伏期を経て菌血症を起こし, 皮疹や発熱, 多発関節炎などを来たす比較的稀な感染症であるが, 意識障害や肺炎, 髄膜炎など多彩かつ重篤な病態を合併する場合もある1)。今回我々は, ラット咬傷歴が認められない鼠咬症例を経験した。

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