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老人ホームで発生したSalmonella Nagoyaを原因とする食中毒事例について―千葉市

(IASR Vol. 37 p. 160-161: 2016年8月号)

近年, サルモネラ属菌による食中毒の発生件数は減少傾向にあるものの, 2015年には全国で24件の発生があり, 患者数は1,918人1)と1件当たりの患者数が多いことが特徴である。また, 食中毒の原因として特定される血清型として最も多いのはSalmonella Enteritidisであるが2), その他の血清型の報告は少ない。

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