感染症発生動向調査で届出られたSFTS症例の概要
2023年1月31日現在
感染症発生動向調査において、これまでに805人の患者が報告されている男女比はほぼ1:1で、届出時点の年齢中央値は75歳だった。前回集計分(2022年7月31日)からの報告数(遅れ報告を含む)の増加は42例であり、新たに富山県を推定感染地域とする症例が発生した。
なお、届け出が求められる前に発病した4例(すべて死亡例)が感染症発生動向調査とは別に把握されているが、本報告には含まれない。
(国立感染症研究所 実地疫学研究センター・感染症疫学センター・ウイルス第一部)