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2017/18シーズンのインフルエンザ分離株の解析

(IASR Vol. 39 p184-189: 2018年11月号)

1.流行の概要

2017/18インフルエンザシーズンは, 2017年第47週に定点当たりの報告数が1を超え, 流行期に突入した。これは前シーズンとほぼ同様の流行入りであった。国内のインフルエンザウイルスの流行はA(H1N1)pdm09, A(H3N2)およびB型の混合流行であったが, B型ウイルス, 特に山形系統が流行の主流であった。A型ウイルスでは, 2018年第1週まではA(H1N1)pdm09が多く報告されたが, 第2週以降はA(H3N2)の報告数が上回った。

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