ジカウイルス感染症とは

 ヤブカ(Aedes)属の蚊によって媒介されるジカウイルスによる感染症である。ジカウイルスはデングウイルスと同じフラビウイルス科に属し、症状はデング熱に類似するが、それより軽い。

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タイ・サムイ島から帰国後にジカ熱と診断された日本人旅行者の1例

(IASR Vol. 35 p. 243-244: 2014年10月号)

タイ国のサムイ島に渡航した後、ジカ熱(Zika fever)と診断された輸入症例を報告する。なお、今回の症例は本邦3例目のジカ熱症例であり、東南アジアからの初輸入症例である。

 

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フランス領ポリネシア・ボラボラ島帰国後にZika feverと診断された日本人旅行者の2例

(IASR Vol. 35 p. 45-46: 2014年2月号)

 

フランス領ポリネシアのボラボラ島に渡航した後、Zika熱(Zika fever)と診断された輸入症例2例を報告する。今回の2症例は本邦で初めてZika feverと診断された症例である。

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中南米における流行から初めてとなる,国内におけるジカウイルス感染症の発生例

(IASR Vol. 37 p.237-238: 2016年11月号)

ジカウイルス感染症は発熱や発疹などを引き起こす蚊媒介感染症である。わが国において,4類感染症として位置づけて以来初めてとなるジカウイルス感染症患者の発生例を経験したため報告する。

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日本国民のジカウイルス感染症の知識に関する調査

(IASR Vol. 38 p.65-66: 2017年3月号)

中南米や南太平洋などでジカウイルス感染症(ジカ熱)の流行が発生しており, 日本から流行地域への渡航者にとっても十分な予防対策の実施が求められている。また, 今後, 国内流行が発生する事態に備えた国民への情報提供も必要である。そこで, 日本国民にジカ熱予防のための適切な情報提供を行うことを目的に, ジカ熱の知識状況に関するアンケート調査を行ったので報告する。

Copyright 1998 National Institute of Infectious Diseases, Japan