セレウス菌感染症とは

(IDWR 2003年第5号)  本感染症は、感染症法における4類感染症定点把握疾患の感染性胃腸炎の中に含まれる。セレウス菌感染症は殆ど食中毒の形をとり、嘔吐型と下痢型が ある。わが国においては1960 年代以降、セレウス菌食中毒が報告されており、そのほとんどが嘔吐型である。厚生省は1982 年3月に食中毒の原因菌として本菌を新たに追加指定し、1983 年の食中毒統計から病因物質として記載されるようになった。

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集計期間
(発行日)
速報
2002年
第14号
平成14年4月1〜7日 あん入り餅を原因とする嘔吐型セレウス菌による食中毒事例(熊本市)

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