白癬は日常診療でよく遭遇する皮膚疾患であり, 足白癬の国内の有病率は21.6%(患者数は約2,500万人), 爪白癬は10.0%(約1,000万人)と推計されている。Trichophyton rubrumに代表される白癬菌(皮膚糸状菌)が白癬の原因真菌である。治療は抗真菌薬の外用または内服により行われ, アリルアミン系のテルビナフィン(TRBF)やアゾール系抗真菌薬などが使用される。
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Copyright 1998 National Institute of Infectious Diseases, Japan