(IDWR 2002年第16号掲載) バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)は、バンコマイシン(VCM :MRSAなどグラム陽性菌に有効な抗菌薬)に耐性を獲得した腸球菌である。健常者の場合は、腸管内にVREを保菌していても通常、無害...
続きを読む国立感染症研究所 感染症疫学センター
2017年11月14日現在
(掲載日:2018年1月23日)
バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)感染症は,感染症法が施行された1999年4月以降,五類の全数把握対象疾患となった。届出上の定義は2013年3月に一度変更され(同年4月施行)、「バンコマイシン耐性遺伝子(vanA,vanB,vanC)を保有する腸球菌(VRE)による感染症である。」から、現行の「バンコマイシンに対して耐性を示す腸球菌(VRE)による感染症である。」となった。届出対象はVREによる感染症を発症した患者であり、保菌者は対象外である(届出基準、届出票についてはhttp://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-05-14-01.html参照)。
号 | 集計期間 (発行日) |
速報 |
2005年 第21号 |
平成17年5月23〜29日 |