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2020年度の風しん排除に向けて

(IASR Vol. 37 p. 78-80: 2016年4月号)

はじめに

わが国においては, 風しんは概ね5~6年ごとに全国的な流行を繰り返してきたが, 2004年には大規模(推計罹患者数:約39,000例)な流行があり, 2012~2013年の風しん患者報告数は約17,000例に上った。また, 2012~2014年の先天性風しん症候群(CRS)患者は計45例報告された。

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