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B型肝炎ワクチン定期接種開始前の日本における小児のB型肝炎ウイルス感染疫学

(IASR Vol. 37 p. 152-153: 2016年8月号)

2016年10月から, B型肝炎ウイルス(HBV)ワクチンが定期接種化され, 全出生児を対象に, 生後12か月までに3回接種することが決定された。本稿では, 2013~2015年度に厚生労働科学研究費補助金による研究班で行われた小児のHBV感染疫学調査1)の概要を記し, 定期接種化の意義とHBV感染予防の今後の課題について考察する。

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