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国際協力ポータル
公衆衛生上の大きな脅威である新興・再興感染症への対応のため、世界規模での情報収集、研究・技術の面での国際貢献、WHOや国内外の研究機関との連携調整を進め、2003年以降、中国、韓国、インドネシア等の感染症研究機関との研究協力に関する覚書を締結するとともに、年1回「日中韓感染症フォーラム」を開催するなど共同研究事業を進めています。
TOPICS
国立感染症研究所が 第16回 JICA「理事長賞」を受賞しました。
国立感染症研究所は、ベトナムへの BSL3 実験室の維持管理技術、バイオセーフティ管理体制の整備・運用、高危険度病原体の検査技術に関する 15年に渡る支援の他、ナイジェリア、コンゴ民主共和国などの検査体制強化にも技術支援を行ってきました。このような活動が高く評価され、国際協力機構(JICA)より「国際協力を通じて開発途上地域における人材育成や社会の発展に多大に貢献した」として、JICA「理事長賞」を受賞しました。
授賞式は、2020年10月15日(木)にTV会議で開催されました。
JICAのHP
https://www.jica.go.jp/topics/2020/20201111_02.html
海外からの新型コロナウイルス検査に要する試薬等の提供がありました
【中華人民共和国】
2020年2月14日 中国大使館を通じて、リアルタイムPCR用検査キット(BGI社製)の提供がありました。性能の検証を行い、BGI社との意見交換を通じて修正されたプロトコールの提供を受けました。使用上の注意書きを付記した上、希望する施設に配付することになりました。中華人民共和国の協力に対して感謝申し上げます。
新型コロナウイルス感染症に関して日中電話会議を実施しました
新型コロナウイルス感染症に関して、中国CDCと感染研は、両機関の所長と専門家による電話会議を行いました。
日時: 令和2年2月21日(金)16:15~16:45
参加者:中国CDC・Gao センター長他 7名
国立感染症研究所・脇田所長他 6名
内容: 両国の状況説明, 情報共有
「第一回日中韓ワンヘルスシンポジウム:重症熱性血小板症候群(SFTS)研究成果と予防・診断・治療」が開催されました。
感染研、中国CDC、及び韓国CDCの共催による第1回日中韓ワンヘルスシンポジウムが、平成30年12月4日に池袋サンシャインビル会議室において開催され、日中韓の感染症研究者をはじめ 約100名が参加しました。三機関の研究者より重症熱性血小板減少症候群(SFTS)をテーマに、SFTSウイルスの生物学的特性、動物におけるSFTSウイルス感染状況、SFTSの診断・予防・治療に関する研究成果が発表され、活発な意見交換が行われました。
また、日本から発表した研究成果は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の「感染症実用化研究事業(新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業)」が支援しています。
なお、本シンポジウムは国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)からの協賛、及び日本医師会と日本獣医師会からの後援をいただき実施されました。
アジェンダ(PDF)
この研究班は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の「感染症実用化研究事業(新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業)」が支援しています。
第一回日中韓ワンヘルスシンポジウムについて
「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)研究成果と予防・診断・治療」
開催日時:平成30年12月4日(火)12:30~17時
会 場:池袋サンシャインシティ会議室
プログラム等詳細は こちら
英日同時通訳を提供(事前登録をお願いします)→事前登録は終了しました
「第二回ジカウイルス感染症対策研究に関するワークショップ」が開催されました。
「国内侵入・流行が危惧される昆虫媒介性ウイルス感染症に対する総合的対策に関する研究(研究開発代表者 国立感染症研究所ウイルス第一部 林 昌宏)」班は7月26日に当研究所において「第二回ジカウイルス感染症対策研究に関するワークショップ(研究班会議)」を開催しました。このワークショップでは、ブラジルからペルナンブコ連邦大学アサミ・ケイゾー熱帯免疫病理学研究所の専門家及びパライバ連邦大学の専門家を招聘し、研究班員の研究者とさまざまな研究情報や意見の交換を行いました。
この研究班は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の「感染症実用化研究事業(新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業)」が支援しています。
「第二回ジカウイルス感染症対策研究に関するワークショップ」開催のお知らせ
「国内侵入・流行が危惧される昆虫媒介性ウイルス感染症に対する総合的対策に関する研究(研究開発代表者 国立感染症研究所ウイルス第一部 林 昌宏)」班では、ジカウイルス感染症という地球規模での課題について、ブラジルと我が国の研究者の研究協力を進め、対外診断用医薬品の開発等の研究成果が得られています。そこで、7月26日に当研究所において「第二回ジカウイルス感染症対策研究に関するワークショップ(研究班会議)」を開催します。このワークショップでは、ブラジルからペルナンブコ連邦大学アサミ・ケイゾー熱帯免疫病理学研究所の専門家及びパライバ連邦大学の専門家を招聘し、ご発表いただくこととしています。(別添アジェンダ参照)
日時:平成30年7月26日(木)9時から17時45分まで
場所:当研究所 共用第一会議室
使用言語:英語
アジェンダ(PDF)
この研究班は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の「感染症実用化研究事業(新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業)」が支援しています。
コンゴ共和国におけるエボラ出血熱の流行に対する国際緊急援助隊・感染症対策チームの派遣について(第2報)
コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の流行に対する国際緊急援助隊・感染症対策チームは6月28日に現地の任務を終了し、6月30日に帰国しました。
詳細については下記HPをご覧ください。
国際協力機構HP
https://www.jica.go.jp/information/jdrt/2018/20180702.html
コンゴ共和国におけるエボラ出血熱の流行に対する国際緊急援助隊・感染症対策チームの派遣について
日本政府は、コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の流行に対し同国政府からの要請を受け、国際緊急援助隊・感染症対策チームを派遣します。
当研究所から、ウイルス第一部 第一室長 下島 昌幸、主任研究官 黒須 剛、加藤 博史、獣医科学部 主任研究官 加来 義浩、感染症疫学センター 主任研究官 山岸 拓也、主任研究官 島田 智恵 を感染症専門家として派遣します。
詳細については下記HPをご覧ください。
外務省HP
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_006101.html
国際協力機構HP
https://www.jica.go.jp/information/jdrt/2018/20180608.html
「国際緊急援助活動参加者に対する外務大臣感謝状授与式」で当所職員が表彰されました。
2016年のコンゴ民主共和国における黄熱の流行に対し、同国政府からの要請を受けて感染症対策チームの感染症専門家として派遣された、ウイルス第一部 部長 西條政幸、第一室長 下島昌幸、主任研究官 福士秀悦が、2018年1月31日に外務大臣から感謝状を授与されました。
外務省のHP
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_005584.html
国際シンポジウムの開催について
2018年JICA「ワクチン品質・安全性確保のための国家検定機関強化」研修協賛企画による、国際シンポジウム「ワクチン、その品質、安全性、有効性と国際協調」を開催します。
日時:平成30年1月31日(水)9時30分から12時まで
場所:当研究所 感染研第1会議室
使用言語:英語
プログラム(PDF)
アジア地域における感染症疫学若手研究者交流事業アジアにおける院内感染症対応
日時:2017年9月21日 15:00-16:50
場所:大村進・美枝子記念聖路加臨床学術センター B1 日野原ホール
言語:英語(同時通訳なし)、参加費:無料、事前申込:不要
ポスター(PDF)
研究報告会開催のご案内
日本医療研究開発機構委託研究開発費「アジアの感染症担当研究機関とのラボラトリーネットワークの促進と共同研究体制の強化に関する研究」の研究報告会を開催します。
日時:平成29年1月13日(金)13時から17時30分まで
場所:当研究所 共用第1会議室
プログラム(PDF)
オープンセミナーのご案内
「コンゴ民主共和国の現状と将来 エボラと黄熱病の経験から」
日時:平成28年9月16日(金)13時から16時まで
場所:当研究所 共用第一会議室
使用言語:英語 仏語
ポスター(PDF)
国立国際医療研究センター 国際医療協力局のHP
http://kyokuhp.ncgm.go.jp/activity/internal/event/010/index.html
研究員の活躍がWHOのホームページに紹介されました。
コンゴ民主共和国における黄熱の流行に対し、日本国から国際緊急援助隊・感染症対策チームの専門家としてウイルス第一部西條部長、下島室長が派遣されました。その活躍がWHOのホームページで紹介されています。
WHOホームページ(英語)
http://www.who.int/hac/crises/cod/features/20160805/en/
JICA研修の様子が紹介されました。
エイズ研究センターが6月に実施したJICA研修「サーベイランスを含むHIV対策のための検査技術・実験室マネジメント」がJICA東京のホームページ「That's研修」で紹介されています。
JICA東京「That's研修」
http://www.jica.go.jp/tokyo/enterprise/report/ku57pq00000flj3a.html
「ジカウイルス感染症対策研究に関するワークショップ」が開催されました。
「国内侵入・流行が危惧される昆虫媒介性ウイルス感染症に対する総合的対策に関する研究(研究開発代表者 国立感染症研究所ウイルス第一部 田島 茂)」班は、中南米で流行しているジカウイルスの感染症研究に関して、7月12・13日に当研究所において「ジカウイルス感染症対策研究に関するワークショップ(研究班会議)」を開催しました。このワークショップでは、ブラジルからオズワルド・クルス財団(ブラジル厚生省所管国立研究機関)とペルナンブコ大学アサミ・ケイゾー熱帯免疫病理研究所の専門家を招聘し、研究班員の研究者とさまざまな研究情報や意見の交換を行いました。
この研究班は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の「感染症実用化研究事業(新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業)」が支援しています。
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)のHPはこちら
http://www.amed.go.jp/news/event/201607zikaws_report.html