国立感染症研究所

アデノウイルス予防と対策・診断

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予防と対策・診断


ヒトアデノウイルスは、呼吸器からの飛沫感染や接触による感染など様々な経路で感染します。  アデノウイルスを皮膚や環境表面から除去することは困難なため、患者やウイルスが付着した物品等に触れた可 能性がある場合、頻回の手指衛生が必要です。患者に接触する場合は、手袋、マスク、眼鏡等により感染を防御します。

 

消毒について
  • 石けんやスクラブ剤を用いた十分な手洗いが対策の中心になります。 エタノールでは消毒に長時間かかるとされていますが、手洗い 後、アルコール 擦 式 剤を使 用することにより追 加 効 果が期待できます。 ディスポーザブルの手袋を使用することも感染対策として有効ですが、他患者や周囲の環境を汚染しないよう、 適切に交換することが必要です。
  • アデノウイルスは熱に弱いため、高圧蒸気滅菌やエチレンガス滅菌が有効です。滅菌できない器具は、グルタ ルアルデヒド、次亜塩素酸ナトリウム0.1%(30分間)、消毒用エタノール(10分間)などに浸漬して消毒を行 います。
  • タオルなどのリネン類の消毒は、85°C1分間以上の熱水洗濯、あるいは水洗後、次亜塩素酸ナトリウム0.1% での消毒が有効です。
  • 患 者の眼や顔を触った手で触れた物を介して感染するので、ドアノブなど患者の触れたものは消毒用エタノール などで(二度拭き)拭いてください。 アデノウイルスは眼、鼻・咽頭粘膜にウイルスを含んだ水が接触することで感染することがあります。プール水 は遊離残留塩素濃度が0.4mg/l以上、1.0mg/l以下となるように消毒を行うことが決められています。

最終更新日 2016年5月12日(木曜)17:33

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Copyright 1998 National Institute of Infectious Diseases, Japan

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