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6歳未満児におけるインフルエンザワクチンの有効性:2013/14~2015/16シーズンのまとめ(厚生労働省研究班報告として)

(IASR Vol. 38 p.223-224: 2017年11月号)

背 景

インフルエンザワクチンの有効性研究に関する最近の考え方は, 「複数シーズンにわたり, 統一的な疫学手法で継続的に有効性をモニタリングする」というものである。欧米諸国で採用されている手法は, 症例・対照研究の亜型であるtest-negative designである。検査確定インフルエンザを結果指標としながらも, 受診行動に起因するバイアスを制御できるという利点がある1,2)

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