4.急性B型肝炎

 

 成人での初感染の場合、多くは一過性感染で自覚症状がないまま治癒し、2030%の感染者が急性肝炎を発症します2, 3)。まれに慢性化しますが、一般に予後は良好です。200311月の感染症法の改正に伴い、急性B型肝炎は、感染症発生動向調査における全数把握の5類感染症である「ウイルス性肝炎(A型肝炎及びE型肝炎を除く)」に分類されました。診断した医師は、7日以内の届出が義務付けられています。

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