(IASR Vol. 34 p. 238-239: 2013年8月号)
海外で蔓延して問題となっているNDM型、KPC型、およびOXA-48型カルバペネマーゼ産生菌について、2013年7月までに国内の医療機関で検出された症例を表に示す。いずれも今のところ、ほとんどが輸入例である。実態調査報告例、解析依頼例は、国立感染症研究所細菌第二部で分離同定した例である。その他の報告例は、論文等により発表された例である。
国立感染症研究所細菌第二部
鈴木里和 松井真理 鈴木仁人 甲斐久美子 吉村由美子 瀧世志江 柴山恵吾