国立感染症研究所

令和3年4月16日更新

 

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第三室は、感染症に関わる宿主細胞機能の研究を行っています。

現在は、ウイルス感染症を主な研究対象としており、病原体としては、C型肝炎ウイルス(HCV)、B型肝炎ウイルス(HBV)、エボラシュードウイルス(EBOVpv)、日本脳炎ウイルス(JEV、重症熱性血小板減少症候群ウイルス(SFTSV)、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)などを用いています。

ウイルスが宿主細胞に感染する過程は、1)宿主細胞への侵入、2)ウイルスタンパク質の翻訳、3)ウイルスゲノム複製、4)ウイルス粒子形成、5)細胞外へのウイルス放出、が一連のサイクルとして起こります。ウイルスは、自身の増殖・複製に必要な最低限の因子しか持っていないため、上記の全ての過程で、宿主側の因子を巧妙に利用しています。

我々は、ウイルス感染に関与する宿主因子を同定し、これら宿主因子のウイルス感染における機能・役割について明らかとしていくことを主な目的としています。

宿主因子の役割、重要性が明らかになれば、抗ウイルス薬の標的にもなり、ウイルス感染症の克服にも役立つと考えています。

また、ウイルスの増殖に重要な宿主因子がわかれば、その因子に手を加えることで、ウイルスを増殖しやすくすることも可能であり、将来的にはワクチン生産の効率を上げることなどに応用できることも期待されます。

 

 
 

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