2016年4月に国際的に脅威となる感染症対策関係閣僚会議にて、我が国において薬剤耐性対策を推進するにあたって、 今後5年間で実施すべき事項をまとめた「薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン」が策定され、 2017年4月に国立感染症研究所に薬剤耐性に関する包括的なシンクタンク機能を担う組織として薬剤耐性研究センターが設置された。
薬剤耐性研究センターでは国内外の実態調査や、耐性メカニズム研究、市場で流通している抗生物質の品質検査、薬剤耐性対策に資する新技術開発、 病院の感染症対策支援、薬剤耐性に関してのシンクタンク機能が求められている。
薬剤耐性研究センターの構成と各室の所管はこちら
厚生労働省院内感染対策サーベイランス(JANIS)のデータをWHO GLASS方式で集計した上で、各菌種、薬剤の薬剤感受性データを病床規模別、入院外来別、検体別、性別、年齢群別に任意の組み合わせで集計できるツールと、都道府県別集計データ(CSVファイル)に、2021年データを追加しました。ダウンロードはこちら
薬剤耐性菌バンク(Japan Antimicrobial Resistant Bacterial Bank, JARBB)のウェブサイトを公開し、菌株パネルの提供を開始しました。詳しくはこちら
厚生労働省院内感染対策サーベイランス(JANIS)のデータをWHO GLASS方式で集計した上で、各菌種、薬剤の薬剤感受性データを病床規模別、入院外来別、検体別、性別、年齢群別に任意の組み合わせで集計できるツールと、都道府県別集計データ(CSVファイル)に、2020年データを追加しました。ダウンロードはこちら
厚生労働省院内感染対策サーベイランス(JANIS)のデータをWHO GLASS方式で集計した上で、各菌種、薬剤の薬剤感受性データを病床規模別、入院外来別、検体別、性別、年齢群別に任意の組み合わせで集計できるツールと、都道府県別集計データ(CSVファイル)に、2020年データを追加しました。ダウンロードはこちら
国立感染症研究所薬剤耐性研究センター(感染研AMR研究センター)は、国立国際医療研究センターが実施している日本における薬剤耐性菌による菌血症の疾病負荷に関する研究に、共同研究者として参加しています。2021年7月7日、国立国際医療研究センターは、この共同研究の成果として、MRSAによる日本社会の負担はヨーロッパの3.6倍であることや、薬剤耐性大腸菌による日本社会の負担は年々増加していること等を発表しました。詳しくはこちら
国立感染症研究所薬剤耐性研究センター(感染研AMR研究センター)が運用を担当している厚生労働省院内感染対策サーベイランス(JANIS)事業では、検査部門参加医療機関の皆様からの要望に基づき、「アンチバイオグラム作成ツール」をリリースいたしました。JANIS検査部門の参加医療機関であればどなたでも利用でき、自施設のPCを使って任意の期間のアンチバイオグラムを作成することができます。 詳しくはこちら
国立感染症研究所薬剤耐性研究センター(感染研AMR研究センター)は、国立国際医療研究センターが実施している薬剤耐性菌による死亡数の推計に関する研究に共同研究者として参加しています。2019年12月5日、国立国際医療研究センターはMRSAとフルオロキノロン耐性大腸菌よる死亡数の推計を発表しました。詳しくはこちら
厚生労働省院内感染対策サーベイランス(JANIS)の薬剤耐性サーベイランス集計データをエクセルファイル形式で作成しました。さらに各菌種、薬剤の薬剤感受性データを病床規模別、入院外来別、検体別、性別、年齢群別に任意の組み合わせで集計できるツールを作成しました。都道府県別集計データについてはCSVファイルを作成しました。詳細はこちら
厚生労働省院内感染対策サーベイランス(JANIS)のシステムを改修しアジア諸国の薬剤耐性サーベイランスに資するため取り組みに関する英文総説を、国際レビュー誌AMR Controlに発表しました。
全国の医療機関の皆様に御協力頂き、薬剤耐性菌株を全国から収集し解析するナショナルサーベイランス研究(JARBS)を実施しています。 収集した株は、感染研内に設置される耐性菌バンクで管理され、耐性菌の制御や抗菌薬の開発等に資するために広く再利用されます。
第一期に御協力頂いた医療機関
(もし誤記等ございましたら上記ホームページからお問い合わせ下さい)
薬剤耐性菌ナショナルサーベイランス研究(JARBS)に関するお問い合わせは以下のアドレスまでお願い致します。
「グラム陰性桿菌の薬剤耐性と病原性に関する研究(JARBS-GNR)」
「血液由来黄色ブドウ球菌の病原性解析と臨床応用に関する研究(JARBS-SA)」
「カンジダ属菌の薬剤耐性と病原性に関する研究(JARBS-Candida)」
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