国立感染症研究所

日本の輸入感染症例の動向について

Trends in Notification of Imported Cases among 
Select Notifiable Infectious Diseases in Japan

 

国立感染症研究所 実地疫学研究センター・感染症疫学センター

 更新日:2024年2月20日

 

■目的

感染症発生動向調査により収集されている日本の輸入感染症例のデータを、渡航者のリスク評価のために、適時に還元することが目的です。ただし、適時の情報還元と共有を目的としているため、数値についてはシステムからデータを取り出した時点の情報であり更新される可能性があります。

渡航国別の輸入感染症報告数は、渡航先の感染症の流行の程度や、渡航者数等により影響を受けます。渡航者数の変動の影響を考慮する場合は、渡航国別の日本人渡航者数(日本政府観光局(JNTO). http://www.jnto.go.jp/jpn/reference/tourism_data/visitor_trends/index.html等の情報源を参照)を分母代替データとして、ご活用ください。

世界の感染症流行状況については、厚生労働省検疫所FORTH(http://www.forth.go.jp/)、外務省. 海外安全ホームページ(http://www.anzen.mofa.go.jp/)、WHOのウエブサイト(http://www.who.int/en/)等において取りまとめられていますので、そちらも合わせて参照してください。

本ウェブページにおいては、急性の発症経過で、例年一定数以上の報告があり、報告例の中で輸入例の割合が比較的高い、以下の15疾患につき取り上げました。尚、流行曲線は最大月別報告数が5例以上の場合のみ作成し、直近12か月における推定感染地として多い上位4か国とその他の国を積み上げました。

アメーバ赤痢 Amebiasis 

E型肝炎 Hepatitis E  

A型肝炎 Hepatitis A    

クリプトスポリジウム症 Cryptosporidiosis 

細菌性赤痢 Shigellosis     

ジアルジア症 Giardiasis 

ジカウイルス感染症 Zika virus infection  

チクングニア熱 Chikungunya fever

腸チフス Typhoid fever

デング熱 Dengue fever

パラチフス Paratyphoid fever

風疹 Rubella 

麻疹 Measles  

マラリア Malaria 

レプトスピラ症 Leptospirosis 

 

尚、デング熱については、以下のページで定期的に輸入例の動向が更新されますのでご参照ください。

デング熱:https://www.niid.go.jp/niid/ja/dengue-imported.html

2024年2月20日 日本の輸入感染症例の動向について(2018年~2023年9月)
2023年11月20日 日本の輸入感染症例の動向について(2018年~2023年6月)
2023年8月4日 日本の輸入感染症例の動向について(2018年~2023年3月)
2023年2月9日 日本の輸入感染症例の動向について(2017年~2022年9月)
2022年8月15日 日本の輸入感染症例の動向について(2017年~2022年3月)
2022年2月15日 日本の輸入感染症例の動向について(2016年~2021年9月)
2021年8月16日 日本の輸入感染症例の動向について(2016年~2021年3月)
2021年1月19日 日本の輸入感染症例の動向について(2015年~2020年9月)
2020年8月13日 日本の輸入感染症例の動向について(2015年~2020年3月)
2020年4月2日 日本の輸入感染症例の動向について(2015年~2019年12月)
2020年3月12日 日本の輸入感染症例の動向について(2014年~2019年9月)
2019年10月11日 日本の輸入感染症例の動向について(2014年~2019年6月)
2019年4月1日 日本の輸入感染症例の動向について(2014年~2018年12月)
2019年2月25日 日本の輸入麻疹症例の動向について(2014年~2019年1月)
2019年1月16日 日本の輸入感染症例の動向について(2013年~2018年6月)
2018年5月18日 日本の輸入感染症例の動向について(2013年~2017年12月)

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