時間:13:00-13:40
会場:B
対象:一般向け
講師:忽那 賢志
国立国際医療研究センター
国際診療医療センター 医師
経歴
2004年3月 山口大学医学部卒業
2008年10月〜 奈良県立医科大学附属病院 感染症センター医員
2010年4月〜 市立奈良病院 感染症科 医長
2012年4月〜 国際感染症センター
主な診療分野:一般感染症、輸入感染症、新興再興感染症
「ジカウイルス感染症の症状 どんなときに疑う?」
講演要旨
ジカウイルス感染症は、発熱や発疹、結膜充血などの症状を特徴とします。しかし熱は微熱程度のこともあり、全く出ないことすらあります。また、デング熱やチクングニア熱などジカウイルス感染症によく似た症状を呈する感染症も、同じような地域で流行しています。どのようなときにジカウイルス感染症を疑えば良いのかについて詳述します。
講師:田島 茂
国立感染症研究所
ウイルス第一部 主任研究官
経歴
003年より国立感染症研究所ウイルス第一部。現在、主任研究官。主に節足動物媒介性ウイルス(フラビウイルスとアルファウイルス)の研究・検査を行っている。
「まだよくわからないジカウイルス」
講演要旨
今年2月1日にWHOは、ジカウイルス感染による先天性中枢神経障害の集団発生に対して「公衆衛生上の緊急事態」を宣言しました。これまで感染症研究の世界でもほとんど注目されなかったジカウイルスとはどんなウイルスなのか?どうやって検査するのか?どのような研究がされているのか?ワクチン開発はどうなっているのか?などについてお話しします。