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麻疹の抗体保有状況―平成29(2017)年と感染症流行予測調査(暫定結果)

(IASR Vol. 39 p61-62: 2018年4月号)

はじめに

感染症流行予測調査における麻疹の感受性調査(抗体保有状況調査)は, 1978年度に開始後, ほぼ毎年実施されてきた。国民の抗体保有状況を把握することで, 効果的な予防接種施策の立案ならびに麻疹排除の維持に役立てることを目的としており, 乳幼児から高齢者まで幅広い年齢層における予防接種状況ならびに抗体保有状況について調査を行っている。

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