(IASR Vol. 43 p90-92: 2022年4月号)
本誌2018年12月号に寄稿したように, 2015年当時, 世界保健機関(WHO)は近い将来のRSウイルスワクチン承認に備え, ワクチン効果を測るためのグローバルサーベイランス整備に関する議論を始めた1)。グローバルサーベイランスでは, RSウイルスの検出はリアルタイムRT-PCR法によるとされ, 米国疾病予防管理センター(CDC)で開発された検査法が推奨された。
続きを読む: RSウイルスグローバルサーベイランスにおける検査法について(2022年)
6 / 8 ページ
Copyright 1998 National Institute of Infectious Diseases, Japan