注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。 細菌性赤痢2例 菌種:S. sonnei(D群)2例_感染地域:愛知県2例 感染地域:国内31例、中国1例 E型肝炎3例 感染地域(感染源):北海道1例(不明)、青森県1例(不明)、三重県1例(不明) A型肝炎7例(うち1例死亡) 感染地域:東京都3例、北海道1例、神奈川県1例、鹿児島県1例、ブルキナファソ1例 つつが虫病9例 感染地域:福島県3例、山形県2例、青森県1例、茨城県1例、新潟県1例、島根県1例 レジオネラ症12例(肺炎型12例) 感染地域:福島県1例、神奈川県1例、福井県1例、静岡県1例(温泉)、兵庫県1例、奈良県1例、広島県1例、愛媛県1例、長崎県1例、国内(都道府県不明)2例、大阪府/イタリア/フランス1例 感染地域:東京都3例、福岡県3例、北海道1例、埼玉県1例、千葉県1例、神奈川県1例、愛知県1例、三重県1例、大阪府1例、岡山県1例、国内(都道府県不明)2例 B型2例_感染経路:性的接触2例(異性間1例、同性間1例) 年齢群:40代(1例)、70代(1例.死亡)、80代(1例) 感染地域:国内14例、中国1例、国内・国外不明2例 風しん24例(検査診断例19例、臨床診断例5例) 感染地域:兵庫県10例、大阪府5例、愛知県2例、群馬県1例、東京都1例、奈良県1例、和歌山県1例、大分県1例、国内(都道府県不明)1例、東京都/中国1例 麻しん7例〔麻しん(検査診断例4例、臨床診断例2例)、修飾麻しん(検査診断例1例)〕 感染地域:埼玉県1例、千葉県1例、東京都1例、愛知県1例、大阪府1例、兵庫県1例、タイ/カンボジア1例 (補)2012年第19週までに診断されたものの報告遅れとして、コレラ1例(感染地域:マレーシア)、細菌性赤痢1例〔菌種:S. sonnei(D群)_感染地域:国内(都道府県不明)〕、マラリア2例(熱帯熱2例_感染地域:ガーナ1例、ナイジェリア1例)、急性脳炎8例〔ロタウイルス1例_年齢群:0歳.コクサッキーAウイルス1例_年齢群:3歳.病原体不明6例_年齢群:0歳(2例)、1歳(1例)、10代(1例)、30代(1例)、40代(1例)〕、劇症型溶血性レンサ球菌感染症2例〔60代(1例)、80代(1例.死亡)〕、バンコマイシン耐性腸球菌感染症1例(遺伝子型:VanC_菌検出検体:血液)などの報告があった。 全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。 インフルエンザ:定点当たり報告数は第6週以降減少が続いている。都道府県別では沖縄県(6.83)、青森県(2.58)、福井県(1.81)、熊本県(1.66)が多い。
※PDF版よりピックアップして掲載しています。
発生動向総覧
〈第20週コメント〉 5月23日集計分
◆全数報告の感染症
*感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
1類感染症:
報告なし
2類感染症:
結核 402例
3類感染症:
腸チフス1例(感染地域:ウガンダ)
腸管出血性大腸菌感染症32例(有症者20例、うちHUS なし)
国内の感染地域:宮崎県3例、青森県2例、岐阜県2例、愛知県2例、三重県2例、福岡県2例、北海道1例、岩手県1例、福島県1例、東京都1例、神奈川県1例、新潟県1例、石川県1例、長野県1例、京都府1例、大阪府1例、熊本県1例、大分県1例、不明6例
年齢群:3歳(2例)、4歳(1例)、9歳(1例)、10代(3例)、20代(2例)、30代(4例)、40代(6例)、50代(4例)、60代(5例)、70代(3例)、80代(1例)
血清型・毒素型:O157 VT1・VT2(10例)、O157 VT2(8例)、O26 VT1(2例)、O103 VT1(2例)、O157 VT1(2例)、O26 VT1・VT2(1例)、O28ac VT2(1例)、O157 VT不明(1例)、その他・不明(5例)
累積報告数:304例(有症者164例、うちHUS 6例.死亡2例)
4類感染症:
デング熱2例(感染地域:インドネシア1例、ベトナム1例)
日本紅斑熱4例(感染地域:熊本県2例、和歌山県1例、宮崎県1例)
ライム病1例(感染地域:鹿児島県)
年齢群:50代(2例)、60代(3例)、70代(5例)、80代(2例)
5類感染症:
アメーバ赤痢16例〔腸管アメーバ症9例、腸管外アメーバ症6例、腸管及び腸管外アメーバ症1例(死亡)〕
感染経路:性的接触8例(異性間2例、同性間3例、異性間・同性間不明3例)、経口感染1例、その他・不明7例
クロイツフェルト・ヤコブ病5例(孤発性プリオン病古典型5例)
ウイルス性肝炎4例
C型1例_感染経路:その他
サイトメガロウイルス1例_感染経路:針等の鋭利なものの刺入
劇症型溶血性レンサ球菌感染症3例
ジアルジア症1例〔感染地域:国内(都道府県不明)〕
後天性免疫不全症候群17例(AIDS 1例、無症候14例、その他2例)
感染経路:性的接触15例(異性間5例、同性間9例、異性/同性間1例)、性的接触(異性/同性間)/静注薬物使用1例、不明1例
梅毒10例(早期顕症I期1例、早期顕症II期7例、無症候2例)
破傷風3例〔年齢群:60代(1例)、80代(2例)〕
年齢群:5~9歳(2例)、10~14歳(2例)、15~19歳(2例)、20~24歳(2例)、30~34歳(4例)、35~39歳(2例)、40代(7例)、50代(1例)、60代(2例)
累積報告数:205例(検査診断例151例、臨床診断例54例)
年齢群:1歳(1例)、20~24歳(2例)、25~29歳(1例)、30~34歳(1例)、35~39歳(1例)、40代(1例)
累積報告数:119例〔麻しん(検査診断例76例、臨床診断例21例)、修飾麻しん(検査診断例22例)〕
遺伝子型別累積報告数(遺伝子型が同定・報告された症例のみ):50例
D4:5例_感染地域:千葉県1例、東京都1例、東京都/ベトナム1例、大阪府/英国1例、パキスタン1例
D8:37例_感染地域:愛知県19例、千葉県5例、岐阜県3例、山梨県2例、都道府県不明6例、タイ1例、タイ/カンボジア1例
D9:8例_感染地域:岡山県4例、栃木県1例、千葉県1例、東京都1例、フィリピン1例
◆定点把握の対象となる5類感染症(週報対象のもの)
小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症の報告数は367例と2週連続で増加した。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約79%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では佐賀県(1.04)、鹿児島県(0.87)、宮崎県(0.81)が多い。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別では富山県(5.21)、大分県(4.94)、宮崎県(4.14)が多い。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は2週連続して増加し、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してかなり多い。都道府県別では香川県(16.9)、福井県(15.8)、富山県(14.9)、山形県(13.4)、島根県(13.4)が多い。水痘の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では高知県(2.70)、大分県(2.08)、和歌山県(1.90)が多い。手足口病の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別では福井県(1.36)、沖縄県(1.26)、青森県(0.66)が多い。伝染性紅斑の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別では高知県(0.63)、島根県(0.61)、福島県(0.60)が多い。百日咳の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別では高知県(0.30)、広島県(0.17)、鳥取県(0.11)が多い。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別では宮崎県(1.56)、三重県(0.76)、山口県(0.67)、熊本県(0.67)が多い。流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では岐阜県(1.43)、大分県(1.39)、山梨県(1.29)が多い。
基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は2週連続で増加し、過去5年間の同時期と比較してかなり多い。都道府県別では埼玉県(3.22)、宮城県(2.50)、沖縄県(2.14)が多い。
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発生動向総覧 〈第19週コメント〉 5月16日集計分 ◆全数報告の感染症 注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。
◆定点把握の対象となる5類感染症(週報対象のもの) 全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。 インフルエンザ:定点当たり報告数は第6週以降減少が続いている。都道府県別では沖縄県(8.00)、青森県(2.69)、鹿児島県(2.66)、熊本県(2.19)が多い。 ●月別推移
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発生動向総覧 〈第17週コメント〉 5月2日集計分 ◆全数報告の感染症 注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。 インフルエンザ:定点当たり報告数は第6週以降減少が続いている。都道府県別では福井県(12.28)、沖縄県(10.90)、青森県(9.83)、熊本県(8.26)、岩手県(8.22)が多い。 |
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〈第18週コメント〉 5月9日集計分 ◆全数報告の感染症 注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。 インフルエンザ:定点当たり報告数は第6週以降減少が続いている。都道府県別では沖縄県(11.67)、福井県(5.09)、岩手県(4.27)、青森県(4.19)が多い。 |
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発生動向総覧 〈第16週コメント〉 4月25日集計分 ◆全数報告の感染症 注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。 *感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。 インフルエンザ:定点当たり報告数は第6週以降減少が続いている。都道府県別では福井県(17.94)、山形県(11.46)、岩手県(10.19)、長崎県(10.19)、青森県(9.95)が多い。 小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症の報告数は666例と増加した。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約81%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では佐賀県(0.74)、宮崎県(0.69)、鹿児島県(0.53)が多い。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別では富山県(6.03)、鳥取県(4.26)、北海道(4.22)が多い。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は第13週以降増加が続いており、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してかなり多い。都道府県別では山形県(23.1)、大分県(18.9)、鳥取県(17.3)が多い。水痘の定点当たり報告数は第13週以降減少が続いている。都道府県別では宮崎県(2.58)、鹿児島県(2.20)、沖縄県(2.03)が多い。手足口病の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別では沖縄県(2.79)、福井県(1.36)、香川県(0.50)が多い。伝染性紅斑の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では鳥取県(1.16)、高知県(0.73)、島根県(0.70)が多い。百日咳の定点当たり報告数は第13週以降増加が続いている。都道府県別では高知県(0.23)、沖縄県(0.15)、大分県(0.11)が多い。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別では熊本県(0.31)、徳島県(0.30)、山口県(0.29)が多い。流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では山口県(1.65)、岐阜県(1.15)、大分県(0.94)が多い。 基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は2週連続で増加し、過去5年間の同時期と比較してかなり多い。都道府県別では福島県(2.86)、石川県(2.20)、沖縄県(2.00)が多い。
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発生動向総覧 〈第15週コメント〉 4月18日集計分
◆全数報告の感染症 注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。 *感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。
インフルエンザ:定点当たり報告数は第6週以降減少が続いている。都道府県別では福井県(17.88)、長崎県(11.00)、鳥取県(10.79)、福島県(10.24)、山形県(9.77)が多い。
小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症の報告数は656例と第11週以降減少が続いている。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約83%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では宮崎県(0.67)、福岡県(0.56)、鹿児島県(0.49)が多い。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では富山県(5.00)、鳥取県(4.26)、大分県(3.94)が多い。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は3週連続で増加し、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してやや多い。都道府県別では山形県(17.1)、愛媛県(16.9)、大分県(15.8)が多い。水痘の定点当たり報告数は3週連続で減少した。都道府県別では宮崎県(2.53)、佐賀県(2.48)、高知県(2.33)が多い。手足口病の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では沖縄県(2.26)、福井県(0.86)、石川県(0.52)が多い。伝染性紅斑の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では鳥取県(1.32)、島根県(0.70)、高知県(0.70)が多い。百日咳の定点当たり報告数は3週連続で増加した。都道府県別では高知県(0.17)、徳島県(0.09)、沖縄県(0.09)が多い。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は増加した。都道府県別では熊本県(0.25)、沖縄県(0.24)、徳島県(0.22)、宮崎県(0.22)が多い。流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では岩手県(1.40)、岐阜県(1.30)、宮崎県(1.08)が多い。
基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期と比較してかなり多い。都道府県別では栃木県(2.29)、富山県(2.20)、愛知県(2.00)が多い。
〈3月コメント〉
●月別推移
年齢群毎にみた定点当たり報告数の男女の比較では、性器クラミジア感染症では15~29歳の3つの年齢群、性器ヘルペスウイルス感染症では15~44歳、50~54歳、70歳以上の8の年齢群、尖圭コンジローマでは15~24歳の2つの年齢群という比較的低い年齢層を中心に女性が男性より多く、他の年齢群は同値あるいは男性が多かった。淋菌感染症では50~54歳の年齢群で同値で、他の年齢群は男性が女性より多かった。ただし、性感染症定点は泌尿器科系、婦人科系および皮膚科系などの診療科から構成されており、男女の比較については各地域におけるそれらの比率等の影響を受ける可能性がある。
●若年齢層での推移
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発生動向総覧 〈第13週コメント〉 4月4日集計分 ◆全数報告の感染症 注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。 *感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。 インフルエンザ:定点当たり報告数は第6週以降減少が続いている。都道府県別では福井県(25.09)、福島県(23.84)、山形県(19.04)、佐賀県(17.26)、新潟県(17.09)が多い。 小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症の報告数は832例と3週連続で減少した。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約81%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では佐賀県(0.65)、福岡県(0.57)、宮崎県(0.56)が多い。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は3週連続で減少した。都道府県別では富山県(5.76)、大分県(3.78)、鳥取県(3.32)が多い。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では大分県(14.5)、愛媛県(13.5)、福岡県(12.7)が多い。水痘の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では佐賀県(2.52)、福井県(2.36)、沖縄県(2.35)が多い。手足口病の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では沖縄県(1.18)、石川県(0.87)、香川県(0.60)が多い。伝染性紅斑の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では鳥取県(1.47)、徳島県(0.96)、島根県(0.83)が多い。百日咳の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では沖縄県(0.21)、高知県(0.17)、大分県(0.11)が多い。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は増加した。都道府県別では宮崎県(0.22)、熊本県(0.21)、長崎県(0.11)が多い。流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別では宮崎県(1.72)、山形県(1.53)、熊本県(1.27)が多い。 基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は3週連続で減少したが、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してかなり多い。都道府県別では宮城県(1.83)、石川県(1.80)、愛知県(1.69)が多い。
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