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発生動向総覧 〈第26週コメント〉 7月4日集計分 ◆全数報告の感染症 注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。 *感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。 インフルエンザ: 定点当たり報告数は増加した。都道府県別では沖縄県(7.88)、鹿児島県(1.65)、愛媛県(0.44)、宮崎県(0.36)が多い。 小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症の報告数は348例と2週連続で増加した。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約81%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では佐賀県(1.22)、石川県(1.10)、北海道(1.07)が多い。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は2週連続で減少したが、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してやや多い。都道府県別では山梨県(4.04)、山形県(4.00)、大分県(3.75)が多い。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は第22週以降減少が続いているが、過去5年間の同時期と比較してかなり多い。都道府県別では山形県(13.7)、宮城県(11.4)、大分県(8.3)が多い。水痘の定点当たり報告数は3週連続で減少した。都道府県別では山形県(2.57)、福島県(1.83)、長野県(1.78)が多い。手足口病の定点当たり報告数は第19週以降増加が続いている。都道府県別では青森県(4.29)、新潟県(4.05)、福井県(3.73)が多い。;伝染性紅斑の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別では山形県(1.20)、鳥取県(0.79)、高知県(0.77)が多い。百日咳の定点当たり報告数は横ばいであった。都道府県別では高知県(0.37)、岩手県(0.25)、大分県(0.17)が多い。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は第19週以降増加が続いている。都道府県別では宮崎県(7.92)、群馬県(7.28)、三重県(5.96)、山口県(5.38)が多い。流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では岩手県(1.38)、福岡県(0.98)、鹿児島県(0.95)が多い。 基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は減少したが、過去5年間の同時期と比較してかなり多い。都道府県別では沖縄県(3.00)、青森県(2.50)、群馬県(2.50)、埼玉県(2.11)が多い。 |
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発生動向総覧
〈第25週コメント〉 6月27日集計分 ◆全数報告の感染症 注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。 *感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。 インフルエンザ:定点当たり報告数は第6週以降減少が続いている。都道府県別では沖縄県(6.60)、鹿児島県(1.62)、愛媛県(0.51)、熊本県(0.41)が多い。 小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症の報告数は341例と増加した。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約78%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では福井県(1.05)、佐賀県(1.00)、鹿児島県(0.98)、新潟県(0.97)が多い。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では山梨県(4.25)、福井県(3.86)、大分県(3.72)が多い。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は第22週以降減少が続いているが、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してかなり多い。都道府県別では山形県(13.6)、宮城県(12.1)、香川県(8.3)、長野県(8.3)が多い。水痘の定点当たり報告数は2週連続で減少した。都道府県別では長野県(1.98)、福島県(1.90)、山梨県(1.71)が多い。手足口病の定点当たり報告数は第19週以降増加が続いている。都道府県別では青森県(2.56)、新潟県(2.33)、福井県(2.23)が多い。伝染性紅斑の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では高知県(0.87)、岩手県(0.85)、岐阜県(0.69)が多い。百日咳の定点当たり報告数は3週連続で減少した。都道府県別では高知県(0.33)、鳥取県(0.26)、岩手県(0.18)が多い。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は第19週以降増加が続いている。都道府県別では宮崎県(5.47)、三重県(5.40)、群馬県(4.42)が多い。流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別では岩手県(1.88)、大分県(1.81)、島根県(1.05)が多い。 基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期と比較してかなり多い。都道府県別では福島県(3.57)、青森県(2.50)、愛知県(2.43)、群馬県(2.38)が多い。
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発生動向総覧 〈第24週コメント〉 6月20日集計分 ◆全数報告の感染症 注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。 *感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。 インフルエンザ:定点当たり報告数は第6週以降減少が続いている。都道府県別では沖縄県(5.90)、鹿児島県(1.34)、熊本県(0.75)、宮崎県(0.56)が多い。 小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症の報告数は314例と3週連続で減少した。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約79%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は第21週以降増加が続いている。都道府県別では新潟県(1.08)、福岡県(1.01)、徳島県(1.00)、鹿児島県(1.00)が多い。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では山形県(4.73)、埼玉県(3.93)、富山県(3.93)が多い。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は3週連続で減少したが、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してかなり多い。都道府県別では宮城県(11.9)、山形県(11.8)、長野県(11.4)、島根県(9.8)が多い。水痘の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では山形県(3.37)、高知県(2.90)、佐賀県(2.17)、大分県(2.17)が多い。手足口病の定点当たり報告数は第19週以降増加が続いている。都道府県別では青森県(2.24)、新潟県(1.77)、福井県(1.55)が多い。伝染性紅斑の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では山形県(1.00)、高知県(0.83)、愛媛県(0.62)が多い。百日咳の定点当たり報告数は2週連続で減少した。都道府県別では高知県(0.50)、岩手県(0.30)、沖縄県(0.21)が多い。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は第19週以降増加が続いている。都道府県別では三重県(4.69)、宮崎県(4.14)、熊本県(2.81)が多い。流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では大分県(1.92)、岩手県(1.90)、新潟県(1.10)が多い。 基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は減少したが、過去5年間の同時期と比較してかなり多い。都道府県別では栃木県(2.86)、福島県(2.71)、石川県(2.40)、岩手県(1.95)が多い。
●月別推移
年齢群毎にみた定点当たり報告数の男女の比較では、性器クラミジア感染症では15~29歳の3つの年齢群、性器ヘルペスウイルス感染症では15~39歳、45~49歳、55~59歳、65~69歳、70歳以上の9つの年齢群、尖圭コンジローマでは15~29歳の3つの年齢群という比較的低い年齢層を中心に女性が男性より多く、他の年齢群は同値あるいは男性が多かった。淋菌感染症ではすべての年齢群で男性が女性より多かった。ただし、性感染症定点は泌尿器科系、婦人科系および皮膚科系などの診療科から構成されており、男女の比較については各地域におけるそれらの比率等の影響を受ける可能性がある。 ●若年齢層での推移
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発生動向総覧 〈第23週コメント〉 6月13日集計分 ◆全数報告の感染症 注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。 *感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。
インフルエンザ:定点当たり報告数は第6週以降減少が続いている。都道府県別では沖縄県(5.67)、熊本県(1.34)、宮崎県(0.97)、鹿児島県(0.95)が多い。 小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症の報告数は325例と2週連続で減少した。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約77%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は3週連続で増加した。都道府県別では宮崎県(1.19)、佐賀県(1.13)、福岡県(0.92)、福井県(0.91)が多い。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では宮崎県(4.72)、大分県(4.39)、山形県(4.27)が多い。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は2週連続で減少したが、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してかなり多い。都道府県別では香川県(13.6)、福井県(12.9)、山形県(12.3)、兵庫県(11.6)が多い。水痘の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では長野県(2.57)、山形県(2.13)、埼玉県(2.02)が多い。手足口病の定点当たり報告数は第19週以降増加が続いている。都道府県別では青森県(1.76)、福井県(1.55)、新潟県(1.23)が多い。伝染性紅斑の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別では高知県(0.87)、山形県(0.83)、鳥取県(0.74)が多い。百日咳の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では高知県(0.50)、岩手県(0.30)、新潟県(0.15)、広島県(0.15)が多い。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は第19週以降増加が続いている。都道府県別では三重県(3.31)、宮崎県(2.42)、熊本県(1.90)が多い。流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では岩手県(1.85)、大分県(1.06)、山形県(0.93)が多い。 基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期と比較してかなり多い。都道府県別では栃木県(3.00)、福島県(2.86)、富山県(2.60)が多い。 |
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発生動向総覧 〈第22週コメント〉 6月6日集計分 ◆全数報告の感染症 注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。 インフルエンザ:定点当たり報告数は第6週以降減少が続いている。都道府県別では沖縄県(6.79)、熊本県(1.45)、宮崎県(1.08)、鹿児島県(0.86)が多い。 |
注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。 細菌性赤痢1例 菌種:S. flexneri(B群)_感染地域:富山県 感染地域:国内28例、中国4例*、カンボジア2例 A型肝炎7例 感染地域:千葉県1例、東京都1例、兵庫県1例、宮崎県1例、国内(都道府県不明)1例、フィリピン1例、スリランカ1例 つつが虫病11例 感染地域:秋田県4例、山形県3例、青森県1例、新潟県1例、長野県1例、島根県1例 マラリア3例 三日熱1例_感染地域:パキスタン レジオネラ症13例(肺炎型13例) 感染地域:東京都2例、大阪府2例、宮城県1例、神奈川県1例、福井県1例、三重県1例、兵庫県1例、長崎県1例、大分県1例(温泉)、宮崎県1例、国内(都道府県不明)1例 感染地域:東京都2例、青森県1例、京都府1例、香川県1例、国内(都道府県不明)3例、国外(国不明)1例 B型1例_感染経路:性的接触(異性間・同性間不明) ロタウイルス2例_年齢群:1歳(1例)、2歳(1例.死亡) 年齢群:30代(1例)、60代(1例)、80代(1例.死亡) 感染地域:国内14例 風しん10例(検査診断例7例、臨床診断例3例) 感染地域:兵庫県4例、大阪府3例、京都府1例、熊本県1例、鹿児島県1例 麻しん5例〔麻しん(臨床診断例4例)、修飾麻しん(検査診断例1例)〕 感染地域:兵庫県2例、埼玉県1例、愛知県1例、国内(都道府県不明)1例 (補)2012年第20週までに診断されたものの報告遅れとして、E型肝炎1例(感染地域:三重県_感染源:不明)、デング熱1例(感染地域:インドネシア)、急性脳炎1例(病原体不明_年齢群:10代)、劇症型溶血性レンサ球菌感染症2例〔30代(1例)、90代(1例.死亡)〕、バンコマイシン耐性腸球菌感染症1例(遺伝子型:不明_菌検出検体:尿)などの報告があった。 全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。 インフルエンザ:定点当たり報告数は第6週以降減少が続いている。都道府県別では沖縄県(7.53)、熊本県(1.84)、青森県(1.73)、和歌山県(1.18)が多い。
※PDF版よりピックアップして掲載しています。
発生動向総覧
〈第21週コメント〉 5月30日集計分
◆全数報告の感染症
*感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
1類感染症:
報告なし
2類感染症:
結核 395例
3類感染症:
腸管出血性大腸菌感染症34例(有症者24例、うちHUS 2例)
国内の感染地域:広島県3例、三重県2例、島根県2例、熊本県2例、宮崎県2例、岩手県1例、埼玉県1例、千葉県1例、東京都1例、富山県1例、京都府1例、大阪府1例、兵庫県1例、岡山県1例、福岡県1例、佐賀県1例、不明6例
* 同一ツアー参加者の感染(O111, 145, 157の複数菌種への感染)を含む
年齢群:1歳(1例)、3歳(3例)、6歳(4例)、7歳(1例)、9歳(1例)、10代(8例)、20代(2例)、30代(7例)、40代(3例)、60代(2例)、70代(1例)、80代(1例)
血清型・毒素型:O157 VT1・VT2(9例)、O157 VT2(8例)、O26 VT1(3例)、O157 VT1(2例)、O157 VT不明(2例)、O74 VT1・VT2(1例)、O103 VT1(1例)、O111 VT1(1例)、O145 VT1(1例)、O145 VT2(1例)、その他・不明(5例)
累積報告数:342例(有症者190例、うちHUS 8例.死亡2例)
4類感染症:
デング熱2例(感染地域:インドネシア1例、フィリピン1例)
日本紅斑熱4例(感染地域:広島県2例、熊本県1例、鹿児島県1例)
熱帯熱1例_感染地域:タンザニア
原虫種不明1例_感染地域:パキスタン
レプトスピラ症1例(感染地域:東京都_感染機会:職場での曝露)
年齢群:50代(3例)、60代(6例)、70代(2例)、80代(2例)
5類感染症:
アメーバ赤痢9例(腸管アメーバ症9例)
感染経路:性的接触3例(異性間1例、同性間1例、異性間・同性間不明1例)、経口感染2例、性的接触(異性間・同性間不明)/経口感染1例、不明3例
ウイルス性肝炎2例
C型1例_感染経路:不明
クロイツフェルト・ヤコブ病1例(孤発性プリオン病古典型)
急性脳炎4例
EBウイルス1例_年齢群:6歳
病原体不明1例_年齢群:1歳
劇症型溶血性レンサ球菌感染症3例
ジアルジア症1例(感染地域:広島県)
後天性免疫不全症候群14例(AIDS 3例、無症候11例)
感染経路:性的接触13例(異性間2例、同性間10例、異性/同性間1例)、不明1例
梅毒12例(早期顕症I期3例、早期顕症II期3例、無症候6例)
破傷風2例〔年齢群:60代(1例)、70代(1例)〕
年齢群:1歳(1例)、15~19歳(1例)、20~24歳(2例)、25~29歳(1例)、30~34歳(2例)、35~39歳(1例)、40代(2例)
累積報告数:219例(検査診断例161例、臨床診断例58例)
年齢群:1歳(1例)、4歳(1例)、25~29歳(2例)、35~39歳(1例)
累積報告数:126例〔麻しん(検査診断例78例、臨床診断例25例)、修飾麻しん(検査診断例23例)〕
遺伝子型別累積報告数(遺伝子型が同定・報告された症例のみ):50例
D4:5例_感染地域:千葉県1例、東京都1例、東京都/ベトナム1例、大阪府/英国1例、パキスタン1例
D8:37例_感染地域:愛知県19例、千葉県5例、岐阜県3例、山梨県2例、都道府県不明6例、タイ1例、タイ/カンボジア1例
D9:8例_感染地域:岡山県4例、栃木県1例、千葉県1例、東京都1例、フィリピン1例
◆定点把握の対象となる5類感染症(週報対象のもの)
小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症の報告数は394例と3週連続で増加した。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約76%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では福島県(1.10)、鹿児島県(1.05)、佐賀県(0.96)が多い。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は3週連続で増加した。都道府県別では大分県(5.25)、富山県(5.17)、山形県(4.47)が多い。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は3週連続して増加し、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してかなり多い。都道府県別では福井県(15.6)、香川県(15.6)、山形県(15.1)、徳島県(14.3)が多い。水痘の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では山形県(2.67)、三重県(2.38)、宮崎県(2.19)が多い。手足口病の定点当たり報告数は3週連続で増加した。都道府県別では福井県(1.45)、沖縄県(1.41)、青森県(1.10)が多い。伝染性紅斑の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では高知県(0.73)、島根県(0.61)、徳島県(0.61)が多い。百日咳の定点当たり報告数は3週連続で増加した。都道府県別では高知県(0.43)、鳥取県(0.21)、広島県(0.14)が多い。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は3週連続で増加した。都道府県別では宮崎県(1.61)、三重県(1.16)、熊本県(0.71)が多い。流行性耳下腺炎の定点当たり報告数は2週連続で減少した。都道府県別では岩手県(1.38)、岐阜県(1.11)、大分県(1.06)が多い。
基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は3週連続で増加し、過去5年間の同時期と比較してかなり多い。都道府県別では愛知県(2.85)、青森県(2.83)、石川県(2.80)が多い。