詳細
  • 診療の現状
    　軽度の炎症の場合は自然治癒することもあるが、中等度以上の炎症を伴う場合は副腎皮質ステロイドの局所療法（点眼など）と内服が有効である。ステロイド 治療によく反応するため、短期的には視力予後は良好である。しかし、投薬を中止すると約60％の症例で再発が見られ、それに対してもステロイド療法を行う ことで、比較的良好な効果が得られる。長期的には白内障や緑内障などの 合併症が生じ、視力予後不良例も多い。既往歴として、Graves病の頻度が有意に高く、その発症要因に自己免疫機序が関与していると考えられている。
  1. HTLV-1関連疾患
  2. HTLV-1感染症
  3. HTLV-1に関する重要論文の要旨(和訳) 2011年度
  4. HTLV-1に関する重要論文の要旨(和訳) 2010年度
  5. HAMの現状
  6. ATLの現状

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