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輸入型カルバペネマーゼ産生腸内細菌科細菌(CPE)について

(IASR Vol. 40 p25-26: 2019年2月号)

行き交うヒトの流れや物流の活発化は, 感染症という観点からは薬剤耐性菌の拡散の活発化と捉えることができる。2020年に開催される東京オリンピックなどで, 世界中から本邦への薬剤耐性菌の流入増加が懸念されている。カルバペネマーゼ産生腸内細菌科細菌(CPE)の中でも今後, 急増すると予想される輸入型CPEについて述べる。

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