国立感染症研究所

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東京都, 新潟県, 沖縄県におけるUSA300株による侵襲性MRSA感染症の乳児例

(IASR Vol. 39 p124-125: 2018年7月号)

耐性菌感染症でmethicillin resistant Staphylococcus aureus(MRSA)は, 分離頻度も高く, 疾病負荷が高い1)。米国では毒素のPanton Valentine Leukocidin(PVL)を産生するUSA300株の感染が多く問題となっているが, 国内での分離報告は稀である2-5)。国内での最初のUSA300株の検出は, 2007年に米国出生の乳児からの例が報告されている6)

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