(IASR Vol. 39 p162-163: 2018年9月号)
感染症法5類全数把握対象疾患であるカルバペネム耐性腸内細菌科細菌(carbapenem-resistant Enterobacteriaceae: CRE)感染症は, 2017年3月に発出された通知(健感発0328第4号)により, 症例の届出があった際には医療機関に対し病原体の提出を求め, 地方衛生研究所等で試験検査を実施し, 結果を病原体検出情報システムに報告することとなっている。今回, 通知で原則実施とされている, PCR法による主要なカルバペネマーゼ遺伝子(IMP型, NDM型, KPC型, OXA-48型)の検出結果の概要を示す。
続きを読む: カルバペネム耐性腸内細菌科細菌(carbapenem-resistant Enterobacteriaceae: CRE)病原体サーベイランス, 2017年