
Research and Professional Development (CFEIR)
活動動画・写真
JICAインドネシア感染症早期警戒対応能力強化プロジェクトへの技術支援
実地疫学研究センターは2021年6月2日から開始されたJICAインドネシア感染症早期警戒対応能力強化プロジェクトにおいて、プロジェクト対象州(東カリマンタン、南スラウェシ、バンテンの3州)を中心に現場レベルから州レベル、中央にいたる感染症サーベイランス担当者の能力強化をはかるため、研修プログラム、教材開発などの人材育成を行うための技術支援を行っています。
(感染症早期警戒対応能力強化プロジェクト|ODA見える化サイト)
アウトブレイク対応支援者への積極的疫学調査説明動画
はじめに
本教材は、自治体、特に保健所において勤務される方や、COVID-19に限らず地域において感染症が流行した際に支援に入られる方を対象に、短期間で実地疫学調査の概要やポイントなどのエッセンスを学んでいただくために作成されています。
本教材は全部で5つのパートに分かれています。
感染症の地域における拡大に対応するためには様々な対応をしなくてはいけませんが、保健所が実施している調査(積極的疫学調査)は間違いなく対応の1つの大きな柱となります。
総論編では積極的疫学調査の全体像などについて説明しています。
各論編①、②では実際に行う業務の内容や意義、疫学調査データマネジメントツールの活用編では業務において利用するエクセルなどのツールの使い方について説明しています。
また各論編③では支援業務には直接関係ないかもしれませんが、仮説の検証など、通常行われる実地疫学調査の分析手法などについても触れています。
また参考編ではこれまでのFETPが関わった実地疫学調査事例からの学びをご紹介しております。
ご興味があればそちらもご覧ください。
緊急かつ迅速な対応が求められる支援を始めるにあたり、本教材がこれから行う業務の理解と実行において少しでもお役に立てれば幸いです。
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